交差する想い

マミヤ「私、クロスケさんには負けたくなかった、あのプリプリ乗りだけには…」
ダイバ「分かった、俺に任せてくれ。同じダイビング仲間として誓うよ」
マミヤ「ダイバさん、私…」
ダイバ「それ以上は何も言わないでくれ、あとは俺の走りを見守ってくれ」
その頃、クロスケは驚異的なペースでショートサーキットの周回を重ねていた。ペースが上がれば上がるほど、効果を発揮するプリプリ乗り(クリックで動画スタート!)はクローズドサーキットでこそ、その真価を発揮するネーミングとは裏腹の恐るべき走法だったのだ。しかし、そんな彼の走りが乱れた。ピットに帰ってきたクロスケ号のシフトベダルは無惨にねじ曲がっていた。916で走行予定だったため、クロスケ号は街乗り仕様だったのだ。つまりマフラーはハイアップだが、ステップはノーマル。当然、プリプリ乗りでバンクすれば、ノーマルのシフトペダルはサーキットの路面を擦りまくることとなる。どうするクロスケ、プリプリ乗りを捨てて、ダイバに勝てるのか!
そして、ここにもう一人のダークホースがいた。ゼッケン115番を付けるサーキットデビュー、オイカワである。その天性の走りのセンスに絶好調の01年式M900の組み合わせは、まさに水を得た魚のようだ。着々とタイムアップしながら、何のプレッシャーもなく、黙々とサーキットで周回を重ねていた。

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