「虎の穴」でヒザスリ初体験 |
||||
![]() |
||||
オフセットとステップワーク9時10分、ライディングポジション講座で、最初に習うのはオフセットである。サーキットでブレーキングする理由はコーナーリングのための減速である。つまり、必ず右か左に曲がることが前提。強力なブレーキングで体は前に押しつけられ、その力が腕に加わりセルフステアを妨げる。そこで、曲がる方向に体をオフセットして膝でタンクのサイドを蹴るようにニーグリップしておく。これによって腕に減速のGを伝えずフリーの状態を保つのだ。高野あかし氏のていねいな説明に加え、実際に練習用マシンにまたがった生徒1人1人のポジションをチェックしてくれる。9時58分、ライディング講座が終わり、各自のマシンでステップワークの練習に入る。左右のステップをマシンの内側に踏み込みような感じでマシンをバンクさせるのだ。上半身の力を抜き、ハンドルをフリーの状態にして、ニーグリップもせずにマシンが自由に動けるような状態を保つ。私は自分のマシンでは全然出来なかったが、大五郎先生が持ち込んだスパーダに乗るとステップワークでマシンが傾くことがハッキリ理解できた。経験者達は、この時すでに各自のマシンで8字走行に入っている。 モンキーでヒザスリ初体験10時30分、ステップワークが終わると今度はモンキーとFTRに乗ってのヒザスリ体験である。まずは無理ヒザからでもいいから、ヒザスリがどんなものかを体験して自信を付けるための練習だ。私はもちろんヒザスリなどしたことがなかったので、ツナギのバンクセンサーはきれいなものだ。後で分かったのだが、この革製のバンクセンサーは単なる飾りで全然、役に立たないことが判明した。これを外して本物のバンクセンサーを付けなくてはならなかったのだ。初日は経験者が多かったので、モンキーでのヒザスリの順番が、すぐに回ってきた。簡単だろうと思っていたが、自分には一発で出来なかった。まず旋回するスピードが遅すぎた。バンク角とスピードが釣り合わなければ、無理ヒザしたらバイクはそのまま倒れてしまうのだ。まず、一定のスピードで定常回転しなくてはならない。次にバンク角をかせぐのではなく人間がバンクしてヒザを出していく。普通に乗っているとブーツのつま先を擦ってしまうので、とにかくヒザが先に接地するような乗り方にしなければならない。するとザザッという音がして、ヒザが接地する。最初は一瞬だが、その感覚がつかめるとずーっと接地したまま定常回転ができるようになる。するとギリギリヒザを擦らない時よりも擦った時の方がマシンを安定させて曲がれることが実感できる。左回りはマスターできたが、これが右回りになるとまた出来なくなった。右の方が苦手意識があって上体がアウトに逃げてしまうのだ。それを克服してようやく定常回転でのヒザスリが完成。ここから8字で回転と思ったのだが、今回はFTRでの定常回転に進むようだ。 正確に書くと、私は1日目はモンキーで午前中の練習はタイムオーバーになった。2日目も同じ内容の講習なので、その時にモンキーをパスしてFTRから始めたのである。FTRではさらにスピードを出さないとヒザスリが出来ない。しかし、一旦出来ればモンキーよりも安定しているとのことだ。最初はスタッフのあまち氏がお手本を見せてくれた。下の大きな画像がそれだ。私が走行している画像はないが、替わりに2日目から参加したモンスター仲間のいくさんの画像を貼っておこう。私と言えば得意なはずの左回りでまた転倒。ヒザスリが出来た瞬間にアクセルを開けなければならないのに閉じてしまったので、当然、スリップダウンした。FTRはその後、エンジンがかからなくなってしまい(原因は単なるガス欠)、VTR250スパーダが登場した。これはセパハンでステップの位置も低く、無理なくヒザスリができるようになった。下の画像は2回目の女性参加者、ellieさんの華麗な走りドゥカティSS900から、いつの間にかビューエルに乗り替えていたのだった。ということでスパーダでは転倒者ゼロのまま無事ヒザスリ終了。 次は自分のマシンで、同じコースを定常回転する。2日目参加でサーキット未体験の方々も、ここでズリズリヒザスリを完成させていた。ウーン、たいしたもんだ。もちろん私には無理だった。Next |
||||
![]() |
||||
![]() |
![]() |
|||
![]() |
![]() |
|||