POINT OF NO-TARIN |
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| キリンが北海道を走った大学2年の夏はいつだろう。サロベツでポルシェ911と出会ったあの夏。愛車がZIIであることから推測すれば1971年以降。俺が初めて北海道に渡ったのは1979年、大学1年の夏だった。 そして2008年。気付いてみればキリンよりも10歳も歳を取っている自分がいる。POINT OF NO-RETURNをとっくに超えて、未だにどこがノーリターンなのか分からないノータリーンだ。M944 evoで行く北海道は4回目。7月が近付くとそわそわし始める。祭りを待つ男たちのように。ネットで商船三井フェリーの予約を入れ、10代のガキのように北を目指す。 道内走行距離は、あと1回走れば1万キロを超えるだろう。これだけ走ると旅に目標が欲しくなる。最初は離島巡り。奥尻、焼尻、天売、利尻、礼文と回った。次は岬巡り、積丹、稚内、宗谷岬、根室岬、襟裳岬、恵山、函館、白神、松前… そして、温泉から露天風呂へ。今年は釣りでもしてみるか。短気な者ほど釣りに向いているというが、ドゥカティにロッドは似合わないな。この歳なら上がりのバイクであるBMWかハーレーに乗っていてもおかしくない。それなら、ロッドもキャンプ道具も絵になる組み合わせというわけだ。しかし、正月に親戚に会って言われることは、「あんたまだバイクなんか乗っているの」という台詞。社会常識の中では2倫のBMWより、国産の軽自動車でも4輪の方が格上なのだ。どうも、愚痴っぽくなってしまった。 決めた、今年の北海道のテーマは出会いだ。むさ苦しい野郎ライダーではなく、何処までも追いかけたくなるような女性ライダーとの出会い。これに決めた! |
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