GRPの謎に迫る!

添加剤はほんとうに効果があるのか?
↑GRPと同じ成分の直輸入製品であるNNL690。値段は
格段に安く3本で8000円である。
↑奥多摩まで、添加剤を運び。添加剤なしとありの
状態で乗り比べてみた。速効性はないはずだが…
 モンキチ=走る実験室、という企画がいよいよスタートした。実はすでに偽ノロジー装着済みなのだが、それはちょっとおいといて、今回は誰もが気になる添加剤をテストすることに決定。モンキチのエンジンは1000kmしか
走行していないため、まだ慣らしも終わっていない。このようなエンジン、実は添加剤に向いていないのだ。

 もっと数万キロ走って、ほんとはオーバーホールが必要なたとえばクロ●●号とかの方が効果が出やすい。そうは言っても人のエンジンを実験台にするわけにはいかないので、モンキチで試すのだ。さて、添加剤にもいろいろな種類がありまして、それだけのサイトも数多く存在する。例えば「車のエンジンオイルと添加剤のページ」である。

 それで結論はどうなのかと言えば、GRPは効くということなのだ。まあ販売もしてるくらいだからね。私が敬愛しているユーノスノードスターのサイト「FireLoadstar」の実証試験でも唯一効果のある添加剤である。BMWに使われた方の感想もある。まあ他の添加剤に比べて圧倒的に効果が体感できるという感想である。
 実験なので、どんな添加剤を入れてもいいのだが、モンキチは湿式クラッチなので、固形潤滑剤はちょっと避けたい。具体的には「マイクロロン」とか。テフロンはフライパンのコーティングにはいいのだが、剥がれやすいのためエンジンには向いていない。これは製造元のデュポン社が言っているのだから間違いない。
「SUPER ZOIL」を推す声もあったのだが、確かにゾイルは化学反応によって金属表面の状態をツルツルに変化させるらしいが、その成分は不明。ミリテックやEPLと塩素化パラフィンではないかという噂もある。もちろん同社は塩素を含まず安心して使えると明言してるが。じゃあGRPは何かと言えば、共晶膜を作る潤滑剤である。共晶膜とはザラザラの金属の間を埋めてツルツルにする膜で、剥がれ落ちても元の成分に還元されて再び共晶膜を形成するのだ。つまり、オイル交換するまで、効果が続く。具体的な効果としては、

●エンジン音が静かになる
●アクセルレスポンスの向上
●エンジンが高回転で吹ける
●パワーアップ
●燃費向上
●シフトフィール向上
●オイルの減りが少なくなる
●油温が下がる

 まあいいことだらけだが、早速試してみることにした。GRPは非常に高価なので、同じ成分の「NNL690」を使うことにした。まあいわゆる並行物である。値段はほぼ半額だ。テスト方法は、奥多摩まで走って、まずノーマルの状態で奥多摩周遊道路を都民の杜を基点に往復。GRPを入れて同じコースを往復する。即効性はないと言われているので全く体感できないかもしれないが…

 驚いたことに入れてみてすぐにアイドリングの音が静かになった、というのは大嘘で、FCRの給気音と爆音マフラーで最初からエンジンのメカニカルノイズなんて聞こえねーよ。アクセルレスポンスだが、FCRなので非常にいいのだ。これい以上よくなるわけないのだが、やっぱり体感できなかった。パワーアップは測定しないとわからない。燃費は乗り方でかなり変わるので、これからテスト予定。ちなみに奥多摩に行く前に満タン法で測定したら12.8km/1Lと、超悪かった。これは参考にならんな。シフトフィール向上は、最初から良かったので変化なし。油温は、これから
測定しようと思う。オイルの減りは測定方法を思いつかん。

 ということで、唯一、体感できたのは、高回転での吹けの良さ。以前は全開あててもなかなか7000回転まで、回らなかったのに、奥多摩のコーナーだらけのコースで7000回転まで入るようになった。これにはちょっと驚いた。素早くパワーバンドに入るので、パワーアップしたとも言えるね。遅効性なので、今後が楽しみである。