後輪出力88馬力!

M944がさらにパワーアップした

↑グリーンラインが00モデルのノーマルのM900の出力、レッドラインが従来のM944の出力、そしてブルーラインが4月25日に測定した最新データである。全域に渡ってさらにパワーアップ、CPUの交換によりリミッターの効く限界の回転数も変化した。中野氏によれば、普段はセカンド発進した方が安全とのことである。
 空冷Lツインエンジン最速を目指して改良が進められているM944evo、正式名称M944evolutionのエンジンがさらにパワーアップを果たした。パワーハウス中野氏によれば、ここまでくるまでに50回以上ベンチでの測定をおこない、耐久性や走行特性を調べるために同じ仕様のエンジンを載せた他の車両を使い、データをとり続けてきたという。一般的には2本出しのマフラーより、最高速では不利といわれた集合管1本出しで、ここまでのパワーを叩き出したのは、今回が初めての快挙。988ccまでボアアップしたエンジンと比べても、負けないと中野氏は語った。

また、測定したデータを使ってのコンピュータシミュレーションによれば、S4と加速で競争したばあい、M944の方が速いという結果も出ている。これは4速固定のデータなので、実際はやってみないとわからないが、最高速では負けても静止状態からの加速では、車体重量の差などから考えても勝つのではないかと、私は予測している。

九州で開催されるモンスターミーティングに向けて車両を完成させるためにエンジンの開発は、これをもって完成となるが、第二ステージ、第三ステージの構想を中野氏はすでに持っている。ラムエアの導入、1000ccへのボアアップなど、100馬力を目標に究極の空冷Lツインエンジンの開発は続くのだ!(ライダーが乗りこなせるかどうかは別として)

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