塗装直前、M944evoの細部に迫った!

コンセプトはちょっとレトロでアグレッシブなマシンなのか?

←ライトは996の純正パーツを利用して、左右で前後の取付位置が違う。これが改善申請に通るかどうかが最大の問題。BMWでは実現している取付方法だが… ライトとウインカーのステイ及び、バックミラーのステイは丸棒を使ったワンオフ。光軸調整機能や防震機能が組み込まれ、デザイン的にもシンプルに仕上げられている
←ブレーキとクラッチのタンクのステイも丸棒を使ったワンオフだ。デザイン的な統一感と少しでもハンドル周りを低く見せるためにこのステイが採用された。
バックミラーはPAZOを思わせる低い位置に取り付けられた。伏せた状態でも視認性が良く腕が映り込まないため、実用性は高い
↑ステップとステイもワンオフで、NC旋盤などを使わずあえて手作業で仕上げた。ステップ取付ステイは、しならないように強度を上げなら、転倒時にはフレームを曲げずに曲がるという、微妙な強度を持たせてある
←何度も作り直させたマフラー部分もようやく完成。999のテール周りのパーツを使うことで、スッキリ仕上げ、サーキット走行時の着脱も容易になった。999ではステイが落ちるという事故がおこっているが、こちらはそれに関しても対策済みである。ナンバーホルダーの下の部分はカットしてリフレクターは上に移設する予定
 カラーリングを決めるために、一度来て欲しい。パワーハウス中野氏より連絡をもらい25日にM944evoを見に行った。改善申請を出す直前と言うこともあり、保安部品、電装関係も完成しており、このまま公道を走り出せるのではと思えるほど、マシンは完成していた。

またがってみるとポジションはかなりノーマルとは違い、むしろ今乗っているGILERAに近い感じだ。これなら乗り換えても違和感なく走ることができるかもしれない。バックミラーも調整してから位置を決めただけあり、全く問題ない。ここにタコメーターがあれば、もっと便利なのになどと思う。

肝心のカラーであるが、テール周りをスリムでシャープに見せるために、膨張色は避けて欲しいとの要請があり、私の好きな黄色は除外して検討に入った。黄色の次に好きな色で膨張色でない色は、青である。茄子紺のように深みのある青が好きなのだ。色見本帳を開いて、その旨を中野氏に話すと「そんな地味な色なの?」と言われる。しかし、明るい青を広い面積に塗るのはどうも気に入らない。そこでパワーハウスの得意な、メタリックの入ったキャンディカラーから選択することに決定。通常の塗料の3倍のコストがかかるという。ところがそこから紺を選ぶと、やっぱり地味である。キャンディなら何色でもいいという中野氏の妥協により、私が選んだのは「Candy Lime Gold」という色である。明るい黄色にわずかに緑が入った非常に派手なメタリック色である。サンプルの3cmぐらいの塗装片でもかなり派手なのでこれをタンクとテールカウルに塗ったら、いったいどうなってしまうのか状態である。フレームの色は自分で黒は嫌だと言っていたのだがエンジンとタンクを目立たせるために、粉体塗装の黒じゃないけど、黒にしか見えない色を選択。ラインやロゴなどのデザイン処理は、中野氏に一任することで、色に関する取り決めは完了した。5月末日完成を目指してプロジェクトは確実に進行しているのだ。

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