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モンスターをパワーアップしたい! 誰しも一度はそんな考えにとりつかれる。
もっとも確実な方法は、ボアアップしてハイカムを入れることだ。それができれば苦労はしない。
もう少し現実的な方法を考えると、吸気系と排気系をいじれば何とかなるかもという結論に達する。
見た目と音の魅力に負けて、最初はたいていマフラーを交換する。フルエキは高いので、スリップオンだ。確かに音は
大きくなったが、ほんとに速いかどうかはわからない。抜けがいいとか、吹け上がりが速いなどの実感はあるかもしれないが、タイムを計るかシャーシダイナモを使わなければ、その効果は立証できない。
次に気になるのが吸気系である。排気の抜けが良くなったのだから、吸気抵抗も減らそうと考える。
簡単なのはエアクリーナーボックスを外して、ファンネル仕様に変更。レーサーみたいでカッコイイ!
しかし、落とし穴もある。ゴミが入りやすいといったことは別として、エアクリーナーボックス込みで設計されている
バイクでは逆に空気抵抗が増えている可能性があるのだ。
ここまでやってもまだ、不満であれば、次はキャブをFCRに交換。いわゆるビックキャブである。
といってもエンジンはノーマルなので39φで充分だ… しかし、私のモンスターはインジェクションなのだ。
インジェクションなんてセッティングのしようがないから、速攻でFCRという考え方もあるが、私はへそ曲がりなので
せっかくついている最新のインジェクションをわざわざローテクのキャブに戻したくないのだ。
そこで車の世界では常識になったROMチューンと思ったのだが、モンスターのインジェクションはそれもままならない
構造になっているらしい。
どうすればいいかなあと思っていたところ、サブコンというものがあることが判明。これはCPUとインジェクションの
間に挟み込んで、燃料の噴出量を制御している信号を増減させてしまうという代物だ。価格も約5万円とキャブを交換
するよりは安くつくのだ。しかも下記のようなメリットがある。
●キャブのように分解組み立ての必要がなく、燃料の量を増減できる。
●キャブには不可能なアクセル開度と回転数の組み合わせで、1%刻みに好きな場所の燃料調整ができる。
●制御はノートPCでおこなうので、非常に短時間で終わり、走行して止まって、すぐマップを書き換えられる。
●ノーマルのマップデータに戻せば、元の状態にリセットできる。
●季節や場所によって、複数のマップを用意すれば、常にベストの状態で走ることができる。
●サイトにアップされているデータをダウンロードして、チューンされたバイク向きのセッティングがすぐできる。
といった素晴らしいメリットを信じて購入。取付は非常に簡単でカプラーを外して差し替えるだけ、後は付属の両面テー
プで本体を濡れない位置に固定する。、キャブはノーマルでマフラー交換済みというマップを読み込み早速、試乗。
確かに回転数が上がるのは速くなったが、トルクがなくなった感じだ。ノーマルに戻すとこちらの方が明らかにいい!
やっぱり既成のマップはあてにならない。付属ソフトには比較機能があるので、ノーマルのマップとどこが違うのかを
比べてみた。増えているところと、減らしているところがゴチャゴチャでどこから手を付けていいのかわからない。
これではダメダメなので、とりあえず、プラスだけのマップとマイナスだけのマップを作って試乗する予定だ。
本格的にセッティングするつもりなら、空燃費計(約10万円)とシャーシダイナモが必要である。
ショップに依頼するとセッティングは4万円なのだ。キャブと同じように少しずついじって、トルクを出していく
セッティングを見つけていく。シャーシダイナモで30回以上、計測するらしい。
30回は無理なので、ノーマルとカスタムマップの2種類でデータをとることに決定。今年の末にエキパイを2in1にして
マフラーもチタンに変更する予定なので、本格的なセッティングはそれが完了してからとなる。
0からの出発で、息の長い企画するつもりなので、何かアイデアがあったら、メールしてください! つづきを読む
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