METAL RUBBERでフロンブレーキが!
ディスクキャリパーのメンテで超高性能パッドが実力を120%発揮

↑これが噂のメタルラバーである。スズキの販売店で純正品として取り寄せることが可能だ
↑チェックしてみると左上のピストンが全然動いていないことが判明。出方もバラバラだ
↑メタルラーバーでメンテ後は、均等にしかもなめらかにピストンが動くようになった
 先日、ブレーキパッドを交換したときにやるべきだったことが、キャリパーの掃除。実はこれをやらないとパッドの性能が完全に発揮できないのだ。ラジアルポンプをつけて、ブレーキフールドを交換して、ブレーキパッドも交換したのに、グッと握った時にブレーキがロックしないのは、まあ、旧型のブレンボだからこんなものなのかと思っていたのだが、誤解だったことが判明した。

では、早速キャリパーの動きをスムーズにする方法を試してみよう。まず、フロントフォークからキャリバーを外して、ブレーキパッドも外す。この状態でブレーキを握るとピストンが出てくる。これがなめらかに均等に出てくれば問題なし。うちのSTURNOは左上が、全然出てこない。さらに右下も出方が渋かった。そこで登場するのメタルラバーと呼ばれる潤滑剤。ワークスでも使っているという噂の凄い奴である。これを持っている知人がいたので、彼が来てくれたら掃除しようと思っていたのだ。

 メタルラバーを軽く吹いてピストンを押し戻す。次にレバーを握ってピストンを押し出す。これを動きがなめらかになるまで繰り返すのである。しかし〜ピストンはロックされておらず、レバーを何度も握るとポコッと出てきてブレーキフールドがドーッと出てきて大惨事に見舞われる。これを避けるために使わなくなったブレーキパッドを間に挟んで、押し出すのがポイント。面倒だが、ブレーキフールドを入れ直してエア抜きすることを考えれば、全然ましである。

 こうしてなめらかに変身したら、元通りに組み直せば完成。ブレーキパッドのピストン設置面にはシリコングリスを薄く塗り込んだ。いきなり走らずにブレーキレバーを何度か握ってパッドを押し出さないと危険だ。早速、試乗してみたが30km以下で走っている場合はグッと握りるとフロントが簡単にロックしてジャックナイフするかと思うほど効く。初めて握ったときはエンストしてしまった。ここまで効果があるなら、マスターとパッドを交換する前にメタルラーバーを試した方が良かったかもしれない…

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