隣の芝生は青いのか?

Monster以外のドカってどんなだろう?
そんな誘惑にかられて、人のドカに乗せてもらった

 近頃気になることがある〜 
モンスター以外のセパハンのドカってどんな感じなんだろう? もしかしてモンスターより、すげえ良かったらどうしよう。やっぱり乗るのやめるか。しかし気になる他人のドカ。つい好奇心にかられて、誘惑に負け乗ってしまった。

 今回のレポートは『400ドカ天団』を主催する団長のアレルッキーノ。見た目は400SSなのだが、エンジンは750ccに載せ替えてある。誰にも言うなよバラサのサー。おーい内緒だぞ。と言うマシンだ。しかもこのドカには団長と、いきつけのショップであるデュアルバランスの店員さんしか乗ったことがないという貴重なものだ。

 早速、またがってみると足つきがいいので、立ちゴケの心配はない。ハイコンプでノーマルバッテリーじゃセルが回らないという代物だが、一発でエンジンがかかった。しかし、ニュートラルなんだかどうか全然わからない。さらにローに入ったかどうかも不明だ。30秒間悩んだが、団長にフロントブレーキを握って、クラッチ離してエンストしたらローだから、そこからもう一度エンジンかければいいんだよとアドバイスされた。

 なんとかエンジンをかけて奥多摩元有料道路をスタート。当たり前だけど、セパハンだから、ポジションが全然違うのよ。タンクをかかえ込むように前傾している。この姿勢クツジョッカー大河原上だったら絶対許せないね。シングルシートにバックステップなので、しっくりとして違和感はない。ノーマルのモンスターだと、後ろに座ってもシートが前傾しているので、前に下がってきてしまうという弱点がある。

 最初のコーナーが近づいてくる。直進状態でイン側に体重移動を済ませ、ブレーキング、リリースの瞬間に素早く向き替えをして立ち上がりでアクセルを開ける。とか全然しなくても曲がるんだなあこれが。ドカは難しいという話はどうなったのだ! ハンドル切っただけで曲がるじゃないなの。モンスターの方がアップハンドルだからラクチンだと思っていたのに…。

 さらに軽く体重移動するだけで、ハンドルがスパッと切れ込んでいく。6000回転を超えるとFCRの給気音がグババババッと聞こえエンジンが吹け上がる。インジェクションと違ってキャブなのでタイムラグがあるが、この一瞬の間は感覚的に慣れているので心地よい。基本的にアクセルを開けているので低速トルクがあるかどうかはよく分からない。

 コーナーリング中はハンドルが非常に安定しており、そっと手を添えているだけで勝手にコーナーをトレースしていく。これがセルフステアなのだろうか。アクセルを開けても不安定な挙動はなく、そのまま加速していく。

 400ccに750ccのエンジンを載せているのでフレーム剛性がエンジンに負けているのではと思ったがそんなことは全くなかった。とにかく軽い。そして安心してコーナーが曲がれるのが、アレルッキーノの特徴だ。直線がなかったのでその加速を体験することができなかったが、次回団長自慢のベルリッキ砲(マフラー)が装着されたときに、また乗せてもらいたいものだ。

 セパハンのドカはそのポジションさえ、我慢できればコーナーでは抜群に安定している。こうなると気になるは、じゃあセパハンのモンスターはどうなのか、ということだ。もし試乗するチャンスに恵まれたら、レポートしてみたいと思う。

 他人のドカに乗ってみると自分はアップハンドルのモンスターをまだまだ、全然乗りこなせていないということが分かった。よく雑誌の見出しに「腕がよければ996に負けない…」とか書いてあるが、モンスターの乗り方はあんまり出てないね〜。どうすればいいんだろう?