渋谷といえばコギャルの巣窟、我々ドゥカテイストが休日に訪れるような街ではない。
そんな渋谷にモトプランがお洒落なショップを展開した。最近の学生は金持っているからねえ〜
という理由ではないと思う。ドカはバイクだけど、何よりイタリアンである。
イタリアンはすなわちオシャレ、それならオシャレな街に、オシャレなショップを作るか。
そんなノリが感じられる店である。
何しろ店の外にMH900eが惜しげもなく置いてあるのだ。
本来なら店内の一段と高い雛壇の上に乗せて「申し訳ありませんがお手を触れないでください」ぐらい
かましておく逸品が、道路に置かれている。高校生がまたがってベルトのバックルでタンクカバーを
グリグリしたら、どうするんだ! あまつさえ立ちゴケするかもしれないのに。松戸某店のように試乗車に
車両保険を掛けていないとは思い得ないが、これはもうナンバー付いてるからね。
何か本筋と関係ないところで興奮してしまったが、店内に一歩踏み込むとまたオシャレである。
黒いカウンターにはコーヒーメーカーが置かれ、きっと商談中にエスプレッソかカプチーノがふるまわれるに違いない。
そしてピカピカのドカがズラリと置かれている。18リッターのモンスター用のビックタンクも展示されていた。
それからスタックの4輪用のメーター、28万円とか。奥では外人がなにやら質問している。
なんかインターナショナルな感じである。しかし、よくよく見ると奥がガラス張りで向こう側は作業場になっている。
そこには全然オシャレじゃない、普通のツナギを着た店員がオイルまみれで整備中。
なにやらホッとする風景である。外に回るとレースから戻ってきたばかりに見える保安部品なしのモンスターが2台。
タイヤを見るとこれが凄い。リヤはもちろんフロントのサイドまで、パイロットレースがドロドロに溶けている。
やはりモトプラン、オシャレなだけではなかった。レースでもブイブイ言わせているのだ。
オシャレな店構えは世間を欺く仮の姿、その本性は生粋のバイク屋だったのだ。
ドカの美しさに惹かれてきたビギナーから、レースにのめり込むベテランまで、すべてを受け入れる懐の深いショップ。
それがモトプランなのだ(店長と話したことないので、ちょっと誉め殺し風にまとめてみました)
と書いたのは今は昔、モトプランはモトコルセになってしまいまいた。
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