北海道 Touring 2003

全てのライダーの聖地、北海道へ
DUCATIは北を目指す
■北の国へ行きたいかあ〜

夏になると北海道に行きたい病にかかるライダーが増える。バイク雑誌も一斉に北海道特集を組んで、さらに病状を悪化させようと目論むのだ。テレビ番組なんかでも、やたらと「北海道は梅雨がなく」「北海道ではラベンダーが見頃に」「北海道では今年もひまわり迷路が」など北海道を連呼しているように思える。もちろん気のせいかもしれないが、行きたい病にかかったものには、日常生活の中で、北海道という単語が浮き出て見えたり、聞こえたりするのである。これを全快させるには、北海道に旅立つことが一番である。

しかし、北海道は遠くにありて思うもの、そんなに簡単には行けない。と思っていたのだが、これが意外と近いのだ。朝フェリーに乗れば、翌日の早朝には、小樽に到着している。これは新日本海フェリーの新潟、小樽便の場合だが。料金だって2等寝台プラスドゥカティで、1万3300円だった。飛行機で北海道に単身乗り込むより安いではないか。ここまで分かればあとは休みを取るだけだ。最近は日本も長期休暇型国家になったらしく、バカンス級の休みが貰える企業もあるらしい。私は幸い自営業なので、仕事さえしなければ休みは取れる。とはいえ連載の仕事があるので実際は無理。出版社の夏休みに合わせて7月18日から27日までの10日間を確保した。

もっと早く決心していれば、大洗から苫小牧へ行くフェリーが予約できたのだが、今回は満席だった。しかたないので、インターネットでサクッと予約が取れる新日本海フェリーで往復を予約した。こちらの方が早朝4時半には小樽から下船できるので効率がいいとも言える。そのかわり、朝9時半までに新潟港に到着していなくてはならない。東京から関越、北陸を乗り継いで4時間である。まあ、時間的にはサーキットの走行会とそんなに変わらない。走る距離は300kmとちょっと長いが。正味7日間で走ったのが上のコース。小樽、積丹半島、滝川、富良野、旭川、美深、稚内、網走湖、阿寒湖、糠平湖、三国峠、層雲峡、小樽こんな感じだ。思ったより走れた。確かに北海道は広いが、バイクもなかなか早いのだ。

■キャンプ天国、北海道

北海道といえばキャンプ。無料のキャンプ場がゴロゴロしている。しかもロケーション抜群で、設備もそれなりに整っているのだ。これを利用しない手はない。キャンプと言うと大げさな装備が必要かと思っている方がいるが、極めてシンプル。
●シュラフカバー
●シュラフ(寝袋)
●シュラフ用マット
この3点セットがあればいいのだ。自炊するわけではないで、ストーブや食器などは不要。天気が良ければテントも不要。雨ならライダーハウスか民宿に泊まることにすればいい。寝ている途中で雨が降ったら、炊事場やトイレに避難する。予めキャンプ場では、雨が降ったらどこに逃げるかを決めてから寝る場所を決める。さらに荷物は一つにまとめてすぐに移動できるようにしておくのだ。それでも心配なら、タープか防水シートを持参して、1個所をロープで張って、後はペグを打っておけば一晩ぐらいの雨ならなんとかなる。

結局、私は下記の装備で旅立つことにした。バイクに荷物を積むスペースはないので、アタックザックに入れて背負うことに決めた。適切なサイズのザックがなかったので、MAMMUT Aletscnという35リッターのザックを購入した。これ以上、大きな容量するとちょっとヘルメットと干渉しそうだったので、このサイズに収めたのだ。

北の国ではGPSが大活躍に進む

何を持っていくかは、2日前に考えたので、あまり整理整頓されていない。結局、画像にあるウエストバッグはかさばるの却下して薄いナイロン製でポケットサイズになるデイパックを選択した。ナイフは小型のものに変更、これは使わなかった。ヘッドランプはミニマグライトにしたのが、これは必要だった。来年はLEDを使った超小型を持参したい。寝袋用マットはサーモレストのウルトラライトだが、長すぎてかなりかさばった。これも半身用に交換したい。雨具は上下ゴアテックス。できればスパッツ(ブーツカバー)も加えたい。通信機器は不要だった。モバイルギアと無線機はほとんど使えなかった。携帯電話があれば充分。着替えはキャップ場にコインランドリーがあるので、もっと減らしても大丈夫だ。寝袋はマウンテンハードウェアのファントムを選んだのがこれは大正解。稚内でもテントなしで快適に寝られる。寝袋カバーはモンベルのゴアテックス製。これは欠かせない。欲を言えばもう少しコンパクトに収納できる新型が欲しい。

北の国ではGPSが大活躍に進む