北海道 Touring 2003

全てのライダーの聖地、北海道へ
DUCATIは北を目指す
■昨日、悲別で

1984年に倉本聰が脚本したテレビドラマが、「昨日、悲別で」である。石田えりや雨宮良が出ていました。北海道の歌志内市と上砂川町が舞台となったおり、一度も再放送されなかった幻の名作として知られている。悲別は架空の町なのだが、ロケのために作った駅名が書かれたホームと駅が保存されていることを知り、ちょっと行ってみたくなったのだ。

ウニ丼を食べてから、小樽に戻り、ここからは高速道路に入って、一路、奈井江砂川インターを目指す。岩見沢、美唄付近は非常に風が強くかなり危険を感じる。後日、滝川では風速8mの表示が出た。インターを降りて、GPSを頼りに走るが、最終的な駅の位置がいまいち分からずにスタンドで給油して道を尋ねた。燃費はリッター18kmと都内とあまりかわならい。高速で飛ばしすぎたのが原因か。

電気屋の向かいに駅があることが判明して、行ってみると確かに立派な駐車場まである。しかし、誰もいない。マイナーである。炭坑の町だったので、町自体もかなり寂しい感じだ。北海道の哀愁を感じつつ富良野方面に抜ける道を探す。今度は北の国からの丸太小屋を見るのだ。かなり目的地が観光旅行化している。

ツーリングGOGOのマップに従って、道道115号に入ったのだが、これが途中から、この先砂利道の看板があり、ずっとダート、未舗装路になった。モンスターでダートを走ったことはないので、ちょっと緊張ぎみだ。っていうか普通なら、引き返すか。しかし、学生時代はCB250RSで林道を走り回っていたので、迷わず直進。
林道を走る場合は、急がつく動作は厳禁。急加速、急ブレーキ、急ハンドルは転倒の原因。シートから腰を上げて、一定のアクセル開度でリズミカルに走る。なんだ結構走りやすい道だ。調子に乗ってアクセルを開ける。このままフラットなダートなら良かったのだが、実はかなりアップダウンがあり、下りのコーナーにかなり大きな石がゴロゴロしてたり、危険がいっぱい。みなさんにはお勧めできません。途中で北キツネが2匹ほど、道路を横断。鹿こそ見られなかったが、北海道に来たことをまたまた実感した。

↑これがかなしべつの駅名表示。終点なので、次の駅はない。客車なども保存されているが、駅の建物は閉鎖されており、中に入ることはできない。19年前とほとんど変わらず、時が止まったように思えた ↑GPSを信頼しすぎて、ダートに突入。道はちゃんとつながっているので不安はない。しかし、崖崩れなどがあれば逆戻り。北海道の林道はフラットな道が多いので、工事以外の理由で通行止めになる確率は低いと言える
←このあたりは、とっても走りやすいダートだった。バイクとすれ違うことはなかったが、車は2、3台走っていたのだ。普通の乗用車が走っているならevoが走れない訳がない(全く根拠はないが)
約20kmのダートを走破して、麓郷の森を目指す。でも先にキャンプ場に行って荷物を降ろそうかなあ、なんて、ちょっと軟弱な気持ちに。宿泊を予定しているのは、烏沼公園キャンプ場である。長期滞在者が多く、キャンプ場の主がいるらしい。無料なので、そんな傾向になるのだろう。

行ってみると確かに、工事現場のシートを張って、広い面積を使っているキャンパーが多い。トイレは清潔とはいえず、炊事場以外の設備はなにもない。なんか雰囲気悪そうなのでパスして、一気に上富良野町営の日の出町オートキャンプ場を目指す。ここで麓郷に行かなかったため、今回の北海道ツーリングでは、北の国の丸太小屋は見られなかった。

今度はうってかわって、雰囲気のいいキャンプ場である。シャワー、コインランドリー、売店があり、バイク専用駐車場もある。テントひとはりで500円と料金も納得できる。ここに泊まることに決めた。すると、真っ赤なマシンが1台、走ってきた。ドゥカティ900SSか。しかも、乗っているのは女性ライダーである。北海道には、女性ライダーも結構いるのだが、たいていはカップル、またはグループで走っていることが多い。

ソロツーリングでドゥカティは初めてだ。というか、ドゥカティが走っているのを見たのは、男女性別区別なしで初めて。なので、当然、声をかけたのだ。

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