バイク乗りは誰しも一度は革のジャケットにあこがれをいだく。
そしてドカのイタリアンレッドやイエローに映える革の色は、
ズバリ、黒である。黒の革の上下で決めれば、
あのドゥカテイストはただ者ではないと思わせることができる。
事実、ハードボイルとなドゥカテイストとしてドカ天団の中でも
畏れられている『ジャパレンジャー』では上下黒の革を正装と
決めているのだ。
しかし、一言に革といってもピンキリである。上野バイク街の
格安ショップで売っている9000円の革ジャンもあれば、11万
5000円もする『G-320D キップライディング』もあるのだ。
その違いはどこにあるのか。
まず素材が違う。『ペアスロープ』の使う革はステアとキップである。
ステア牛革は厳選された北米産2年ものの牛革である。これに対して、
キップ牛革は生後約10ヵ月の北米産であり、最初はそんなに柔らかくない
のだが、使うほどに馴染みがよくなり、最終的にはピッタリの感覚が
味わえるという。入荷が少ない上に、革の面積が狭く、1枚のジャケットを
作るために2頭の分の革が必要になるという。
さらに違うのが縫製である。例えば『S-265D』と『S-255D』は
同じデザインだが、縫製を自社でやっているかどうかの違いがある。
よく見比べてみると、縫い目の間隔の正確さや、美しさが違う。
縫製がていねいであれば、壊れにくく、また修理もしやすいのだ。
革は手入れさえすれば、一生ものである。いくらバリスティックナイロン
でも表面のこすれには弱く、ナイロン製品は意外に早く寿命が尽きる。
そして、どうせ革を買うなら『ペアスローブ』だ。オーダーメイド感覚で
体型に合わせて寸法を変更することもできるし、万一転けても可能な限り、
修理してもらえる。テルミのフルエキを入れる前にペアスロープの革ジャン
これが大人のドゥカテイストのたしなみではないだろうか。
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