※前書きの前書き※
う〜。。。やっと完成した第25話。(今までで一番時間がかった(述べ10時間程度))
シリーズの中でもかなり濃く熱く長いものになってしまったが己を信じて書きました。
ハーレーの話と同じようにどこまで書くか非常に悩んだ作品です。よろしく。
※前書き※
読者の経済的余裕、ましてや年収など知るはずもない。
私より余裕が無い人から見ればFerrariさんは一戸建て持ってて、B4乗ってて、Monster
も結構カスタムしてる。お金持ちだな〜と思われるかも知れない。
でも私から言わせてもらえばライパにちょくちょく参加する方々を「金持ってるなー」
と思うわけでして。。。。
最近執筆意欲がモリモリなのでネタ帳からひっぱりだして適当に選びました。
今回は『貧乏』がテーマです(笑)
予備知識↓
座右の銘(ざゆうのめい):日常のいましめとする格言、好きな言葉、ポリシー、信条
ある落語家の言葉
「貧乏はするもんじゃねぇ。楽しむものだ」
その言葉は決してお金持ちの人にはわからないだろう。だから私にはよくわかった(^^;
私なりの解釈を簡単に説明すると、例えばあなたが将来になんの不安もない景気のいい社長の息子で(または社長そのものでもいい)、健康的にもなんら問題ない人間だったとする。人柄も普通(つまり今のあなたの状態)だっだと仮定しよう。
そんな状態で「バイク欲しいなぁ、996『でも』買おうかなぁ」と996を買い、人のバイク見たり、ショップにすすめられるままにそれなりにカスタムし、サーキットに行くからとフルカラー256色のツナギをオーダー。
そんなドカティストと一生懸命金策してDUCAを買ったドカティストではドカに対する思いや、いや、ドカに限定せず、「モノを買った」時の思いや満足感や高揚感は全然違うと思う。
決して前者のようなドカティストを非難している訳ではない。資本主義の世界ではあたりまえのことだし、購入者がバイクを愛してるかなんか関係あるわけがない。投資目的でMH900eを買った奴も世の中にはいるだろう。(あと、自慢するだけの為のコレクションとして)
しかし、憧れのバイクを金策に苦労して買った購入者とポン!といくら払ったか覚えてないような購入者では「気持ち」「思い入れ」が違うだろう?と言うことだ。
超簡単に言えば
「苦労して手に入れたからこそ価値がある」と言うことで、貧乏であればあるほど、モノを買う楽しみや喜びはお金持ちにのそれとは違うって事だ。
そうそう、最近のTV-CMでむかつく奴がある。どこの金融会社かは伏せるが消費者金融の会社のCMで、「一生懸命頑張ったご褒美に」と『借金』して、ギター買ったり、OLが海外旅行に行くという奴だ。私はそれを見るたびに「頑張ったなら頑張った金で買えよ!」とか、「借金するならまだ頑張りが足りねぇじゃん!」とか毒づく。(妻はそんな私を見て笑っているが(^^;)
「頑張って買う」「買えるまで頑張る」それが貧乏に与えられた至高の特権ではないか!
頑張らずに得たものなどに何の愛着が湧くだろうか?苦労して苦労して手にするからこそモノの大事さがわかるのだ。そしてモノの大切さ以上に「頑張る事の喜び」を得られる。
(それは俺がツーリングの時に高速を使わず国道にこだわる気持ちにも似ているのかも知れない)
ではFerrariがどのような頑張りをしたかを少し書こう。
マジ話すぎて読者が甘い考えなら少々「ひく」かも知れないが私は恥ずかしくもなんともない。
むしろ貧乏人の誇りとすら思っている。
※
21歳の時にCX400を買い(アルバイトで貯めた現金50万で購入)、ますますバイク人となった私は社会人になり毎月5000円づつの積み立てをはじめた。その5千円の目的はバイクを買うためである。CX400に2年も乗ってない時から「いつか大型バイクに乗る日が来る」「いつかこのバイクを買い変えるときが来る」と思い、始めた貯金だ。
給料天引きとかのオートマチック貯蓄ではいけない。自分の足で毎月毎月通帳を持って入金するのだ。「いつか凄いバイクを買うんだ」と自分の意志を確かめるために自分で入金することが大事なんだ。
そして実に13年間、それは続いた。
13年経ち、ついに新しいバイク、DUCATI-Monsterを買う決心をした。
しかし13年続けても78万。実に当時(1995年)のMonsterの半分しかない(テルミ込み)。
私もその程度でCXに代わるバイクが手に入るなどとは思っていない。用意はある。13年の積み立て貯金とは別口座には出張で浮いた臨時のお金やボーナスで貯めた「バイク以外には使わない」と心に決めた貯金があった。だがそれを加えてもまだ足りない。
ついにアレを使う時が来たのか・・・・それは自分が二十歳のお祝いに両親からもらった5万円。
そのお金は「いつかどうしても欲しいものがあった時に使おう」と5年定期に入れていたお金だ。
原付の免許も車の免許も中型免許の時も大型免許の時もアルバイトして資金を貯めて取得し、初めてバイクを買うときも、初めて車を買う時も、結婚する時も、新婚旅行の時にも決して手を付けなかった5万円。
ついにその5万円を使う決心をした。DUCATIを買うために!。。。。
意を決して14年目にその封印を解くと長年の利息で計7万円近くになっていた。
それでもまだMonsterにはとどかない。
古本屋にありったけの本を売った。
遊ばなくなったゲームを売った。
ファミコン本体も800円で売れた。
ガムテープでぐるぐる巻きにした筒状のポテトチップスの空き缶に2年間500円玉ばかり入れていた貯金箱をカッターナイフで裂いた。じゃらじゃらと出てきた硬貨は合計8万円近くあった。
そうやって集めた154万円。14年間の結晶。
steveに払う前夜、一万円札を部屋に1枚1枚並べて眺めた。じっと眺めたが悲しくは無い。
むしろ感無量。
そしてMonsterを現金で手に入れた。154万円の領収書は今でも大切に保管している。
お金持ちにこの気持ちがわかるはすがない。
※
今でも5千円づつ貯金している。自分のお小遣いから裂いて「入金」を続けている。
そう、10年か20年後か、いづれMonsterも潰れる。新しいバイクを買わなければならない時が来る。そのために今から貯金している。
他にも5千円づつ貯金している。これはFerrari家の貯金ではあるが、独身時代は自分で入金していた。その5千円とは「車検対策」である。5千円×12ヶ月×2年=12万円。ちょうどいい車検代だ。おつりが出れば別の口座にまわす。(実際は車もあるので毎月車検対策で1万の入金)
結婚して新婚の時。妻に私の通帳(5冊ぐらい)を見せて「これはこれで、あれはあれで」と説明した時、「私はできなからあなたが続けてやって(^^;」と呆れ顔で言われたものだ(笑)
あ、ちょっとはっきりさせておくがFerrariの毎月のお小遣いは3万円。ボーナス時は5万加算。
特別な飲み会(忘年会や新年会)は別途支給。趣味関連はDUCA車検代と税金、保険以外は全くのサポートなし。である。
月に10万も自由な金がある身分ではない。つまり月3万で-0.5が未来貯金でタバコとsteveへの通勤費(ガス代メシ代コーヒー代)で1万以上は飛ぶから実質月1.5万が余裕であり、そこからカスタム費用を捻出してるのですから時間がかかるのはあたりまえ、でもそれが面白いのよ(^^))
(結構凄くないですか?私(^^;)
※
さらに涙ぐましく笑える努力を紹介するならば。。
あるディカウントショップでSFC(スーパーファミコン)の古いソフトが我が目を疑うほどの安値で売られていた。古いソフトだが、Ferrariのゲームリストに載ってる奴もある。しかも当時私の頭の中には中古屋7件ほどの買取、売価相場も入っているし、面白くないが発売本数が少ないいわゆるレアものってだけで高値で取引されてるソフトも知っていたのでピン!と来て10本ほど購入(それでも3000円ぐらい)。それを未開封のまま買取相場が良い別の店に売りに行ったところ・・・手にした現金4800円!なんと+1,800円!!
はははー、こりゃ無限に金が手に入る(^o^)と、大喜びしたものだが一月もしない内にそのディカウントショップからゲームコーナーが無くなりました(^^;
(ここで頑張った話は終わり)
※
と言うように「頑張った分しかモノを買わない」がFerrariの主義である。(B4もそれから当然家もローンを組んだがそれはFerrari家としての買い物であり、Ferrari個人の買い物ではない)趣味で時間以外に家庭に負担をかけてはならない。
そうやって日々私は「貧乏を楽しんでる」
貯めたお金でモノを買う喜びを堪能している。
ちなみに宝くじで100万円当たったら・・・マルケジーニぐらいは買うだろう。
そして余ったお金はアフガンの難民救済にあてたいと思う。。。。いや、それは嘘。
世界平和は望んでいるが拍手を受けるようなできた人間ではない。Ferrariはただの小市民。
ベンツやBMWを何台も買うような金持ちこそ寄付しろよ!って言いたい。あきらかに過剰贅沢ではないか。(ま、このことは今回の話に関係ないので無視してくれ)
では予告どおり、最後に私の座右の銘を紹介しよう。
『身分相応』 /===95'M900BlackFerrariDESUMO DUE2001.10.1925350km& LEGACY B4(BE5C) 1660km===/
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