第四十輪 1/507
□コメント
『国道魂』日本の国道1号線〜507号線をすべてドカティで制覇しようと言う企画の名。
国道道路標識の形をもじって通称「おにぎり狩り」とも言う。
発起人は私、Ferrari。4月1日からスタートしたこの企画は8月2日現在、国道制覇隊員は
私を含めた14人。制覇状況は56/507。このペースでいけば3年かかるビックプロジェクトだ。
しかしながら企画発起人のFerriraは1個もおにぎりをゲットしていないのが現状である。
(車検やカスタムで乗れなかった)
でもやっと先日、発起人の1個目を1泊2日の熊本ツーリングにてゲットした。
その苦労の?道をツーレポ風に書いておこう。忘れないうちに。
あ、たぶん長文になるだろうことを先に宣言しておく。(時系列で書くと長いから(^^;)
□本文
7月29日(月) たまたま休みが重なった熊本のd-worldと2人で阿蘇巡りをすることになった。
Ferrari号としては初のMANDARINA@DUCK装備&初のおにぎり狩りのツーリング。あ、d-worldと走
るのも「初」だ。
朝6時におきて6時30分には家を出て下道を走り日田まで100kmを2時間で走り、待ち合わせ
場所に8時半に着く予定だったのだが俺がそんなに早く起きれるはずはなかった。計画時点で既に
破綻していた。案の定、朝6時の目覚ましをいつ止めたかもわからないまま目が覚めたのが7時す
ぎ。ばたばたと準備をして7時半に家をでる。当然間に合わないから高速に乗って時間を半分に短
縮し8時40分に日田駅につくと当然そこにはもうd-worldがいた。
ドカ乗りで、いや、Monster乗りでd-world氏を知らない奴は「もぐり」だろうから彼の紹介は割愛
する(笑)。ただ、「うにゃ?同じセパハンだったはずなのにハンドルが違ってる?」と思ったら案
の定、更に低く、短く?カスタムされてました。
彼とは何回か会ったことはある仲だし、3年前から知ってるのにいっしょに走るのは今回が初めてだ。
もちろん彼の速さについていけるはずもないのでお互いデート気分ののんびりオフツーが始まった。
天気は雨こそ心配はないがかなりの曇り空。
まずは今九州でホットな「waitaファームロード」を疾走。そこでd-world(以下「D」と略)の走
りなれた気遣いを感じた。1本道に入るとDは俺を先行させ、3〜400m後方をついてくるのだ。
先も言ったがDの走りについていくこともできるはずないし、5m後方に彼がいても緊張するわな。
それはD自身も知っているのだ。
その晩の飲み会で「あれ(3〜400m後方)は絶妙な「ま」だね」と確認すると「うん、バックミラー
に写るか写らないかの距離が一番プレッシャーにならないしね(^^)」と答えた。走り屋育ちならでは
の身についたマスツーリングの1つの「あり方」を知り「二輪魂に書くよ(^^)」と宣言した(笑)
アップダウンの激しいファームロードはコーナー以上に怖い思いをする場所があるので少々難あり。
ブラインドヒル(ブラインドコーナーに対して坂道の頂上から先がまったく見えない。って意味。
そんな言葉あるかどうか知らないけど)で時速100kmで走っていて登りきったところで突然前方
10mに停車中の車が現れるかもしれない。よって登り坂では上体を起こして1mでも先を見よう
と「伸び」をしなくてはならず、それでも怖いので一直線の道でもかなりの減速をしいられる。交
通量が少ないが故に重々ハメを外さないようにしないといけない道だと思った。
2時間ほどでDが熊本のローカルTVで見たと言う1泊900円の「ライダーハウス」に到着。
詳細は↓
http://page.freett.com/asorh/index.htm
このライダーハウス、広島出身の28歳が熊本(っていうか阿蘇)に惚れ込み単身で乗り込み、なんと
運とパワーで3ヵ月後?の7月に設立さればかりの新しい施設。Dと俺はその52人目の客となった。
大江千里に似の彼(管理人)とそのライダーハウスの詳細は次回の二輪魂で書くことにしよう。
なぜってそれだけでかな〜り長い話になる。(と思う)
かつかなり俺にとっては「言いたいこと」もある施設だった。
いや、施設に問題はない。熱い、熱すぎる管理人、底抜けに青春してる管理人、まるで二十歳の時の俺
見てるようで不安と期待が山ほどあって・・・・・(笑)
ライダーハウスで今晩お世話になることを伝え、談話室(この談話室がまた少々曲者(くせもの)(^^;)
で冷たい麦茶をごちそうになり30分ほどの時間を過ごし、いざ阿蘇めぐり、そして初のおにぎりを
目指してライダーハウスを後にした。
おにぎり1個目の話。
さてどんなおにぎりを狩ろうかと思いつつ目の前に阿蘇山を象徴するかのように「根子岳(ねこだけ)」
が見えてきた。「う〜ん!これは是非とも根子岳をいっしょに撮らなければ・・」と思い、265号線
を走り続ける。進行方向のおにぎりはもちろんのこと、反対車線のおにぎりさえ通り過ぎた後振り返り
「アングル」を確認したり、時速20kmほどに減速したり、たまには停車してじっとおにぎりと「その
向こう」の風景を見つめる。
「だめだ・・・このアングルじゃバイクが入らない」
「おしい・・・ここにおにぎりがあれば最高なのに」
などと思いをはせながらようやく「あ、ここはいけるかな?」のポイントを発見。バイクを止め、Uタ
ーンさせておにぎりに近寄りカメラ用ウエストポーチから買って間もないCAMEDIAc-700UZ(200万画素)
を取り出した。このデジカメを買うまでの苦労話もしたいところだがとにかく取り扱い説明書だけで2
00ページもある本格的な奴であり全然理解もしてないし使いこなせるわけがないのだが、ま、オート
で撮る分には何もしなくていいのでとりあえずはオートを使用。
初のおにぎり撮影は慎重に10枚ほど撮った。
しかしあいにくの天気のせいでバイクとおにぎりの向こうに写る根子岳はどんよりと霧のような雲がか
かり、とても「美しい」絵にはなりえなかった。でも、Dが「ガスってますねぇ」と言ったところで私
は「いや、全然かわまんさ」と答えた。そのあと、「今、ここにいる瞬間が「曇り」なんだからそれが
一番自然なんよ」とも付け加えた。
2002年7月29日、11:59:22 この時間に確かに俺がここにいて、確かにその時の根子岳はガスってた。
そんな「生きてる一瞬」の「ライヴ映像」。
それがおにぎり狩りツーリングのもう1つの面白さとも思うわけだ。
もちろん、一箇所のおにぎりにこだわれば「春夏秋冬のどの季節で撮るか?」「朝焼けか?夕焼けか?」
「晴れか雨か雪か?それとも台風で揺れるおにぎりか?」なんて選択もアリである。でも今回はツーリン
グ中のおにぎりだからそこまではこだわらない。むしろ「ありのまま」を残したいからガスってていいの
だ。いつか季節や時間までこだわった1枚は撮ってみようと思うけどね。
※
初のおにぎりをゲットして昼食にすることにした。早起きして走るとなるほどかなり腹が減る。
Dが前々から気にしていたという国道沿いにぽつんと構える寂しげな日本家屋風兼民家的お食事所。
中に入ると旧農家を改造したかのように薄暗いし冷房もない。でも土間風の室内は涼しいんだな。
やっぱ日本家屋はそんなところが考えてあると思った。
木のテーブルの真中には「田楽」用の囲炉裏(いろり)になっていて炭が積んである。この囲炉裏で
こんにゃくとか魚?とか串にさして焼きながら食べる演出が楽しめるようだ。
非常に興味をもった私だったが(したことないし)、Dが「田楽は時間かかるから」と言ったのを聞い
て即却下、しかもどう考えても目の前で炭火焼きは「暑い」だろ?(苦笑)
秋か冬!行きたいね、と、田楽ツーリングを心に決めたFerriraであった。(Dは俺がそんなこと企画
したとは知らない(笑))
で、普通に「高菜飯(たかなめし)」を食ったわけだが高菜飯には「だご汁」「とうもろこし10cm程度」
「付け物5種?盛り合わせ」まで付いていて650円!しかもウマイ!これはGOODだね!と談笑しつ
つ私は彼に「おにぎり構想」を語った。それは私が「撮りたい構図」の中に「カーブミラー」を使ってお
にぎりとバイクのどっちかをミラーの中に写したい。つまり、まず「そんな場所があるか?」を探す必要
があることを説明し、次なる照準を503号線に決定し、「ミラー&おにぎり」を探すべく2人してメシ
屋を出た。
メシ屋を出て約1時間、目的の503号線に入った。九州で503号まであるとは知らなかった。さぞキ
ツイ国道かと思って身構えていたのだがなんと10分も走らないうちにまさしく探していたミラーとおに
ぎりが仲良く並んでる撮影ポイントを発見。Dと私は「なんだかあっけないねー」と笑いながら本日2個
目をゲット。
503号線の役目はこれで終わったので先へ進まず元の国道に戻り高千穂峡を目指すことにした。
高千穂峡(たかちほきょう)は風光明媚(わ!ふうこうめいびってこんな字書くのね(^^;)で有名な九州
の観光スポットとしては外せないメジャーなところ。修学旅行でも来たし、原付九州ツーリングでも来たし、
400ccでも何回来たし、結婚してインテグラでも来たことあったような。。。でもまぁルート上の目標とし
ても良い位置にある。
距離にしてやはり1時間程度だなぁ、と思っていたら目の前に大きなトンネルが見えて思わずウィンカー
を出して路肩に停車、後方のDはややびっくりしたのか減速が間に合わず私を通り越して100m先に停
車。身振り手振りで「ここを撮りたい!」ことを伝えた。
私にとってトンネルってツーリング中に好きな演出、好きなアイテム?の1つである。
夏は涼しいし、冬は暖かいし、トンネルを抜けると・・・なんて思いは誰でも感じたことはあるのではな
いだろうか?短くて内壁が岩だらけのゴツゴツしたままのくりぬいただけのようなトンネルや、海の中を
何キロも走る抜けるトンネル、トンネルの中でY字に分岐するトンネル、トンネルの途中で外気の光が零
(こぼ)れ落ちるように外壁が一瞬なくなるトンネル。なんかトンネルって旅してる気になります。
そこでおにぎり狩りには是非ともトンネルが写ってる奴をゲットしたかったんだ。
218号線、トンネル前、本日3個目をゲット。
※
さてトンネルを抜け、避暑地のくせに全然涼しくなかった高千穂峡で私の老体を休ませるべくDを長い休
憩に付き合わせた後、次なるおにぎり狩りへ出発したわけだがそのルートはライダークラブへ向かう方向
であり、本日のツーリングもいよいよ終盤をむかえる。
この時点で家を出て約300km、高速で100km稼いでるとしてもこの暑さは少々堪えていた。
高千穂を出て325号線を走る。おにぎりに視線を奪われながら走る。
※
国道道路標識を「撮る」ってことを考えながら走るとどうなるか?
企画人のくせに企画スタートしてから4ヶ月も撮らずにいたわけだが「おにぎり狩りツーリング」を初め
て体験していくつかのことがわかった。
まず単純に「楽しい」と言うこと。
あ、ここにあった、→撮ろうかな?→何がいっしょに写るかな?→面白い?→撮るor撮らない
この思考を走りながらの数秒で判断を迫られる時とか、
ん!ここはいいじゃん→バイク停車→きょろきょろ確認→やっぱやめたぁ→撮らない
ん!ここはいいじゃん→バイク停車→てくてく歩いてカメラ構える→え?面白いか?→とりあえず撮る。
なんて普段のツーリングでは「絶対に止まらない場所」に停車する事が増えるんだな。これが今までに
無い経験でとても新鮮である。なんせ一度またがったら生理現象かガス欠直前まで「止まらない」のが
俺のツーリングだったから。(笑)
また、当然おにぎりに気を取られるから重々気をつける必要があるのだが、その「気をつける」ことを
どう実践するかと言うとそれはもう「走りに集中出来ないから減速する」しかないわけです。それも一
時的な減速ではなく、それこそ「法定速度を厳守して」で走ったりすることもしないとやってられませ
ん。交通量の少ない田舎の国道でトロトロ走ってる軽自動車がいますよね?あんなカンジで走ることも
ありました。普段じゃ考えられません(笑)
そして速度が落ちるとそれだけ風景が見えてきます。たとえば自分のよく通る道をたまたま自転車で走っ
てみた時などに感じると思うけど、ガードレール脇に生えた雑草や草花、アスファルトの模様、行き交う
人の表情さえよく見える。おにぎりを探して走ることがそのまま「走りよりも風景を楽しむツーリング」
に変わってゆく、そんな快感があった。
もちろん1個ゲットすればその国道はもう用ナシ!(笑)、それこそ鬱憤(うっぷん)を晴らすがごとく
その後は走りに集中します(^^)
※
さて高千穂を出発して325を走っていると10分程度でいきなり探していたおにぎりを発見。それは
「背の低いおにぎり」であった。背が低いからこそ実現できる構図を思い描いていたので早速Dの協力
の元、おにぎりを通過する走行中の写真をとることに成功した。(課題は残ったが(^^;)
Dがガードレールの上に仁王立ちしてカメラを構え、私が来るのを待っていた時間は彼にもきっと新鮮
な経験だったと思う(笑)
そんなわけで今日の狩りは「4おにぎり」で終了、あとは宿に帰るのみ。
道は外輪山の中を走る気持ちの良い国道である。そんな中、Dの後方を走りながら「Dの走り」を見る。
「柔らかい」まずそれが第一印象だ。
どんなコーナーでもまるでこんにゃくのように力(りき)みなく「ふにゃ」って曲がってゆくライディ
ングは正統派ライディングかどうかわからないが(笑)、実に「しなやか」なんだな。腰も落とさず、
肩も入れず、ちょっと見、「リーンアウト」のような雰囲気でバイクがバンクする。「すごく楽に曲がっ
てる」そんなカンジだ。「はぁ〜・・・・やっぱ体鍛えてるからこそ、その柔軟性があるんだろうなぁ」
なんて思ったいたらすぐ見えなくなりました(笑)
で、その後、Ferrari号が走っている姿を見たいって思ったのでバイクを交換して10分ほど走ったか
な?944ccでハイコンプ、FCR、おまけにハイスロでSTM、とどめに逆シフトのd-world号に乗った
わけだが「よくこんなんで柔らかい走りができるもんだ(^^;」と同時に「勘弁して(><)!」ってカンジ
でした。(爆)
え?Ferrari号の姿?印象?
うん・・・なんちゅーか派手さは無いものの「どこのバイクなの?」オーラは十分出てるし、やっぱ真
っ黒系の美人、黒豹?ってまではいかないけど精悍(せいかん)さはあるね。テールランプのひっこみ
具合もある意味「イッテル」と思った。(笑)
乗り換え後にそれぞれが自分のバイクに戻った瞬間、「ほ、やっぱコレがいい」と思ったのは2人とも
同じであった(笑)
※
宿に付く直前、「あ、着替えのTシャツはもってきたけど履くものが革パンしかねぇや」と気づき、
ディカウント衣料店で上下1000円の部屋着を2人して買う。(笑)
午後5時ごろ宿につき、さっそく上下1000円服に着替えて歩いて10分ほどの居酒屋に入った。
早い時間なので客は私たちが1番ノリで他に誰もいやしない。
2人して生ビール×2、焼酎×1杯、あとなんでもおいしいツマミでネット談義やバイク談義に花が
咲く、3時間ほどの楽しい飲み会。
男2人でなにを話すか?って思う方もいるだろうがテリーさんとも喫茶店でコーヒー1杯で1時間を
過ごしたが「あっと言う間の」時間である。ここの居酒屋はキープかな?そんな思いである。いつか
九州メンバと集合したいもんだ。
9時までに温泉に入るように。と言われていたので名残惜しく居酒屋を後にし、コンビニの前の酒屋
でビールを買って宿へ。酒類はコンビニでも売っているのだがD曰く、「コンビニに負けないように
応援してあげたい」って気持ちがあるらしく、そんなこと考えたこともない私はなんか「いい話」を
聞いたような良い気分になったと同時にDの人間性を垣間見ることができて嬉しかった。
温泉はライダーハウスから徒歩20秒。いや20歩?かな?300円で入浴可能。でもコインロッカ
ー代でさらに100円かかるのは少々寂しい(^^;
で、ひさしぶりの露天風呂でさぞ気持ちよいだろうと思っていたのだが・・・・ま、温泉自体は気持
ち良いのだが、なぜか知らないが今日に限って?なんと外人さんが大勢いるの。だから露天風呂に入
っているのに日本人は私とDのみ、あと4,5人が英語でペラペラしゃべっててさ、な〜んか情緒が
ないのよね(^^; 「なんか露天風呂に英語は似合わなんよねー!」って思いっきり日本語で言ってや
りました(笑)
さて、ひとっ風呂浴びてハウスに戻る。今夜の止まり客は2連泊してる正体不明のV-MAXの女性(熊本
人)とDと俺の3人、そして28歳管理人。
部屋での飲み食い、喫煙は禁止されてるので「談話室」に集まって消灯の0時までを過ごす。って言
うか「談話室」以外では何もできないので談話室に集合するしかないのだ。
4人で乾杯して・・・えっと何を話したかな?・・・・・なんかあまり覚えてないや。。。それは酔っ
てるからではなくたいした事話さなかった。からかな?いくらバイク好き仲間と言え、「何話そうかな
ぁ?」と話題やネタを考えてしまうようではすでに馬が合わないと言うか波長が合ってない。
風呂浴びた後にもう1回Dと2人で居酒屋に行った方が面白かったかも?と、今考えるとそう思う(^^;
なんたってこのライダーハウスは・・・ま、それは次回ね(^^;
■熊本ツーリング2日目
朝5時、d-world号の排気音で目が覚める。Dは今から仕事だ。市内まで1時間ちょいを走って日常の
仕事に戻る。私は一人で狩りに行く。
7時半、寝ぼけた顔の管理人の「今日はどちらまで?」という質問に「さぁ・・決めてない」と言い残
しハウスを出発。ほんとに決めてないからしょうがない。普通は寝る前に「明日はどこ行こうか?」と
地図を広げるものだが0時まで談話室にいて0時に消灯だからルートを模索するなどできるわけがなか
った。ま、知らぬ土地じゃないからだいたいの方向はわかるから心配してないってのもあるけど。
以下ダイジェストで。
おにぎり5個目 阿蘇を見るのに有名な「大観峰(だいかんぼう)」で212号線をゲット
反対車線の崖に3mほど登って撮った。
おにぎり6個目 ルート上に442号線が交差してるのを知り、442に入り「気に入った442」を
見つけるまで30分ほど走りゲットしたあとルートに戻る。
構図のテーマは「バックミラーに写り込むおにぎり」だった。
おにぎり7個目 ルート上の387号線で良いポイントが見つからずついに387号線が終わってしま
った。でもどうしても気になるポイントがあったので387を15km戻って撮影。
できた構図は今回の中でも「おもしろい1枚」となった。
農家の合間を縫うように抜ける厳しい国道、道路一面にでっかく「387↑」と書かれ
てあり、それがないと道間違って農家の庭に入ってしまいそうなルートだった。
気になったのはその「道路に書かれた387」である。(もちろんおにぎりもいっしょ)
おにぎり?個目 387から210号線を走ったが1時間走っても「ここだ!」ってピンとくるおにぎり
に出会うことなく終点まで来てしまう。途中でJR線と平行して走る道になり、「よし!
走ってるローカル線とおにぎりをいっしょに撮れば面白い!」と思ったが炎天下で電車を
待つ気力もなく、また、バイク+おにぎり+電車(線路)がマッチするポイントもなく、
あきらめ。・・・あう・・・今度210を逆走しないといけないのね(^^;
大分市着、昼の12時、暑い、熱い!我慢できずに山間部に退避目的で耶馬溪(やばけい)方面へ向かう。
おにぎり8個目 やっと取れたピンボケ写真。デジカメ光学10倍ズームの威力で500号線ゲット。
炎天下に息を止め、脇を締めて「手ぶれ」との戦い。滴る汗。今回一番苦労の作品。
その後、彦山(ひこさん)経由で帰るか日田から高速で帰るかかなり迷った。なんだか
彦山は雲が低く垂れこめているし、そっち方面からやってきた車はまるで洗車機から出て
きたように水浸し。ちょっと様子を見ようと近くのラーメン屋で1時間ほど漫画を読んで
過ごした。
意を決して国道496、彦山経由に進む。しかしせっかく選んだ496は満足できる撮影
ポイントがなくて素通り。でもこのルートを選んだ結果、次の印象的な211をゲットす
ることが出来た。それも運、それも旅。
おにぎり9個目 いきなりの夕立で少々雨宿りをして再出発。しかしまた降ってきたところではたと目の前
の風景に感じてバイクを止めた。いつかは撮りたかった雨の中のおにぎりを早速ゲット。
今回の写真で一番人気はこの211号線となった。(なぜか「いい絵」になってる)
そう、晴れた日に撮ればなんでもない普通の211、面白味もなんともない。でもその日
その時間に雨が降って、そしてその瞬間に俺がそこにいた。「ライヴ映像」なんだ。
18時帰宅。2日で約800kmの1泊ツーリングの終了。
総評:
退屈なツーレポだったとお思いだったでしょうが自分自身の「記録」として残しておきたかったです。
で、結局9/507を制覇したわけだけど、この初のおにぎり狩りをやってみて、
「よっしゃー!いくぜ507本!」と思ったか、それとも「はぁ・・こりゃやっぱ1人で507本全制覇
なんて無理だわ・・・」と思ったか、どっちだと思います?
実は2日目以降、頭の隅でずっとこの自問自答があったんです。
ぶっちゃげ、既に全都道府県(沖縄以外)を制覇してるわけで今この40歳から再スタートして制覇できる
のだろうか?って思ったわけよ。
なんせ一番の心配は「体力」、二番目は「金と時間」である。
九州の国道を制覇するにしても朝家を出て、鹿児島まで高速に乗り、狩りながら北上して熊本のハウスで
1泊して次の日に帰る。これを2回やれば九州南部は制覇。
家を出て東九州を回ってハウス1泊、次の日帰る。
西九州も長崎まで高速で行って狩りながら帰る×2回。
あと対馬(離島)とか・・・
これだけで最短半年、四国は4泊5日あればいけるし、西日本は4泊5日×2回、そんなもんだろう。
問題は中部、関東、東北、そして北海道。それぞれ毎年ロンツーやっても4年はかかる。
課題、目標、は大きすぎるとダメだと思う。現実味が薄れるから。
けどこの507本制覇って「絶妙に微妙なハードル」なんだな。(笑)
時間かければできそうな気がするし・・・なんかやっぱ隊員で力合わせて全制覇したらそれでOKっちゅー
気もするし・・・・
※
この1泊2日で「夏ってこんなに暑かったっけ?」と泣きが入った。
シングルシートは思った以上に全然ケツへの負担はなかった。
MANDARINA@DUCKはかなりの戦力になると思った。
買ったデジカメ(c700uz)はめちゃめちゃツボにはまってると思った。
そんな実績と経験をまた少しずつ蓄えながら507への道はスタートした。
やれるかどうかわからない。答えは今も出ていない。けど、1つだけ、1つだけはっきりしてる。
「あきらめるには早すぎるだろ!」
ってことだけは間違いない(^^)
※
最後に。
私のおにぎり画像はナンバープレートの「7728」は隠さない。決して隠さない。
211号線が気に入ったと言ってくれた人、もしあの写真でナンバーがフォトショップで白塗りされ
ていたら凄い違和感を感じませんか?なんかもったいないって思いません?
『たしかにその日、その時間、7728って俺のバイクと「俺」がそこに存在した。』
私はその象徴を消すことなんてできやしません。
/=== 95'M900BlackFerrariDESUMO DUE 2002.08.05 28300km & LEGACY B4(BE5C) 6400km ===/