第四十六輪 JDD(上京編)
□コメント
JDD(上京編)
時系列で書きます。上京編、オフ会編、JDD編、四国編の4部構成になります。
□本文
JDD・・・第1回JapanDUCATI DAY・・・このイベントがあるのを知ったのは2ヶ月ぐらい
前だっただろうか?いつものようにsteveでコーヒーを飲んでると社長からMonsterMeetingの
1ヶ月前にも東京に行くって話を聞いた。そのときは、へぇー、大変ですね、1ヶ月で2回も
東京往復ですかぁ。なんてまるで他人事のような感想しかもたなかった。まさかその時、自分
もそれに行くなんて夢にも思っていなかった(笑)。
そしてJDD開催3週間前、またsteveのカウンターでその話がでた。社長が「楽しいと思うよ、
チケットあるからあげようか?」なんて誘惑する。私は即答で「金ねぇーって!(笑)」と笑い
飛ばす。社長「たしかに2000円のタダ券使うために5万円かかるってのも変だねー(笑)」と言
うわりにはその場で会場の見取り図を持ってきたりしてカスタムコンテストなどの話をする。
私は「そんなコンテストってどうせとんでもない奴でてくるから俺のじゃ勝負になんないよ」と
言うと「いやいや、カスタムは西高東低で特にMonsterは関東でもまだそんな凄いのはないよ。
(Ferrari号を)出したら選ばれるかもよ」なんて冗談か本気かわからないことを言う。
(そうかな?・・・)と私の心に小さな火が燈(とも)った。ノリが軽い奴である(笑)。
steveからの帰り道で考える・・・家に帰ってカレンダーと地図を見る・・MMのBBSに「行くかも
?」と書き、フェリーやら野営やら金策やらもうJDDに向かって歩いてる自分がいた。
==JDD東京突貫ツーリング 最終プラン==(二輪魂BBSより引用)
◆9/13(金曜日) 午後退社
阪九フェリー 上り第1便 新門司(18:30)→神戸(06:30)
・福岡予約センター TEL092(451)3475
・新門司のりば TEL093(481)6581
インターネット予約済み(乗客20%割引+バイク20%割引)予約番号 A80007
◆9/14(土曜日)
神戸港→阪神高速(西線)→名神(西宮IC)→東名(東京IC)
562.7km 約9時間 東京:16時ごろ
☆お台場有明周辺でオフ会→そのまま野営
◆9/15(日曜日)
JDD〜
〜オーシャン東急フェリー 東京(19:10)→徳島(13:30)
・東京予約センター 03-3567-0971 予約番号 T21
◆9/16(月曜日:休日)
徳島→東広島 260km 3.5時間 夕方には到着
◆9/17(火曜日)〜広島出社
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費用
9/13(金) 自宅→新門司 下道自走 ¥0
フェリー \9,120 (インターネット割引済み)
9/14(土) 阪神高速\500+名神、東名高速\8,950 ガス代\3,500
9/15(日) フェリー\8.610+\9,240
9/16(月) 高速\7,850 ガス代\1,600
飲み食いナシで¥49,370 帰りのフェリーが高いぃ!
============================= (引用終了)
※
9月13日(金) 出発。天気は曇りだが雨の心配はなさそう。1時間半もあれば門司港に楽勝
で到着するのは地図上でわかっていたので16時に出ても間に合うのだがテンションが上がって
いるので早いとこ家を出たい。そこでダーシュの頭と腹をいつもよりいっぱいぐりぐりしてやっ
て14時にエンジンをかける。1ヶ月ぶりだろうか?Ferrari号は。そのせいかセルは元気に回
るものの5分経っても火が入らない。こんなFerrari号は珍しい。トリップメーターが300kmを
さしているのに気づいて一度バイクを降りてガソリンタンクを覗くとちゃぽちゃぽと音はする。
う〜ん?・・・と思って再度セルを回すとドン!ドン!ドン!とやっと息を吹き返して一安心。
が、・・・さっそくガスを入れようとガソリンスタンドまで行く途中、家をでて1kmあたりで
エンジンストップ。あれぇー、やべぇじゃん。
なんか調子悪いのかな・・・と不安が募るが一番怪しいのはやっぱガス欠だ。荷物満載のFerrari
号をスタンドまで押すのもイヤなんで100m先に見える何度か利用したバイク屋まで押して行く。
「どうされました?」と聞く店員に「ガス欠と思うんですが(^^;」と言って2リッターほど入れて
もらった。ガソリンを入れながら「どこまで?」とFerrari号の装備を見て店員が尋ねてくるので
即効で「東京!」と答えると笑っていた。
さて、ガソリンを入れたFerrari号は2,3回咳つくとアイドリングも安定。やっぱガス欠だった
のね(^^;と一安心。「ツーリングの前にガス欠じゃだめっしょー(笑)」と店員に言われる。全く
そのとおりだ。
だいたいロンツーの前日には必ずエンジンをかけるのだが今回に限って言えば前日は夜中に帰って
きたしバイクにも触れず自部屋で荷造りに専念し、今日はエンジンをかける前にモチュールを補充、
空気圧チェック、目に見えるネジのマシ締めをした程度。肝心のガソリンがなくては話にならんな。
と反省しつつ財布から2リッター分の料金に色をつけて300円を店員に渡そうとしたのだが店員
は「いいですよ、」と受け取らない。「いやいや、勉強代です、ジュース代に遣ってください」と
言うと受け取ってくれた。
そんな小さなイベントをこなして門司港へ出発。国道3号線の走るだけのつまらない工程だが心は
意気揚揚としている。6年ぶり?の東京、10年ぶり?のフェリー、MMFCのみんな、野営、JDD、
心が高まらないはずはない。
道は混んでいたものの案の定門司港には15:30に到着。珍しく道を1回も間違えずにたどり着
いたのは方向音痴の私には珍しい。受付のビルの中も窓口は閉まっているし閑散としている。でも
好きなんだよな。こんな静かな待ち時間って。だって今日はもう目の前のフェリーに「乗るだけ」
である。安心感でいっぱいだ。そう、丁度1日の終りに似ている。メシも食った。風呂も入った。
明日は休み。ベットに入ってあとは寝るだけ。ベットに入るまでは「自由時間」。そんな小さな喜
びってあるよね。この閑散とした待合室はそんな気分だった。
しかし18時半までは3時間もある(笑)
売店の自動販売機で遅い昼食をとる。カップヌードルしかないがそれもいい。いや、全然いい。ツ
ーリングに豪勢な食事は似合わない。むしろカップヌードルは旅の象徴。若いときに走ったツーリ
ング気分と同じだ。「なんかうまいもの食いたいなぁ・・」なんてボヤキが入らない俺はまだまだ
元気だな、と心の中で苦笑する。
16時、17時になって人もまばらに集まって来た。バイクも7,8台はいるがお笑いタレントの
「命!」ってポーズの上半身を鍛えるための強制ギブスみたいなハンドルの人たちだったので目を
合わせないようにしてた(笑)
一人だけオフローダーがいたので「インターネットで予約すると安いよ」と情報を提供してあげた
が学割さんだったので会話も続かず長い待ち時間をだらだらと過ごすのみ。
※
18時30分乗船。
乗船したはいいがまず困ったのは荷物である。cityのバックは取り外しも鍵1個で簡単なのだが両
手にcityバック、ヘルメットは被ったままでそれにプラスタンクバックが余計である。いったん客
室に入ると二度と車両室には入れないのでとにかく全部持ってタラップ(階段)を上るのだがもう
重い、重い、ぜぇぜぇいいながら2等の部屋へ、2等とは8〜10人部屋のザコ寝区画であり、場
所取りは早いもん勝ち。すかさず角をキープして一安心。短パンとTシャツに着替えて100円の
使い捨てスリッパを出し船内を探検。とっても豪華?な船で船室中央にはおおきな吹き抜けの螺旋
階段もありなんとなくタイタニックに乗ってる気分。(いや、それは違うだろ?(笑))
船内で予想通りのマズイメシを食い、結構な広さの風呂に入り、2等の確保した場所でキャンプ用
のエアマットを広げて京極(京極夏彦:怪奇ミステリー作家)を読む。う〜ん、旅満喫(^^)v
しかし恐れていたことが起きた。ほぼ正方形のこの区画で私と対角線上に陣取っているオヤジが乗
船直後の19時からもう寝てる。しかも凄いイビキをかきながら・・・・(><)
明るくても寝れる性質(たち)だが静かでないと寝れない俺は辟易する。その、オヤジ、なんと消
灯の22時になってもまだイビキをガーガーかきながら寝てる。この区画には私とオヤジ以外に4
人ほどいたがみんな眉間に皺(しわ)をよせてるのは雰囲気でわかる。。。。
場所取り失敗か?と思う反面、とりだしたるは秘密兵器。出張先でも安ホテルなら隣の部屋の物音
がうるさかったり、ましてやカプセルなんかで静寂はありえない。よって私は耳栓をよく使ってい
る。今回の旅支度(たびじたく)でもまっさきに耳栓を用意。耳栓で無音になるわけではないが消
音率は70%はある。おかげでゆっくり寝ることができました(^^)v
※
9月14日(土曜)06時30分
神戸着。またまた重い荷物を担いで駐車区画に降りて荷造りをしてゲートが開く。バナOKAが1時
間も前から神戸港で待ち伏せしているとも知らずに真っ先に船を出てあっという間に国道へ。バナ
はトレーラーの陰で死角になっていて慌てて私を追いかけたそうだが400が900に追いつくは
ずがない。。。ってのは冗談で実は神戸大橋を渡る直前にかかげてある「阪神高速↑」の看板が気
になって「俺は阪神高速なんか乗らねぇー」と思って直前で左折、しかしその橋を渡らない限り一
生フェリー乗り場から本土へ上陸できないわけで結局フェリー乗り場をぐるっと一周。朝7時前の
港を一人で流していると「あいつとララバイ」の主人公になった気分でなんか新鮮。天気は曇りで
も「自分だけが見てる風景」に酔いながらまた橋の入り口へ舞い戻る。
きっとその間にバナは私の幻影を追いかけて橋を渡りいもしない私を追いかけていたんだろう(笑)。
橋を渡るしかないと思い「阪神高速↑」の看板をくぐり、なんとか本土へ上陸。目指すは名神高速
の最西端「西宮IC」。曇り空の神戸、土曜の朝7時というのに結構な交通量の中、なんとかIC
の入り口を発見しゲートイン。さて、ここから560kmの突貫走行に突入だ。心なしか気合も入る。
1時間おき(約100km)に休憩を入れjin-hさんとおかきさんに携帯mailで情報を流す。
あと500km、あと400km、あと300km・・・実は船待ちの3時間の間に100km毎の送信mailをあらか
じめ作成しておいたのだ、そうすれば入力はSAの名前のみで済む。携帯mailなどあんなにイライ
ラするものはないのでなるべく入力する手間を省きたかったんだ。
名古屋あたりで一雨降り合羽を着ることになったが帰るに帰れない道中なんだから愚痴を言っても
しかたない、あわよくば明日のJDDで雨が降らないことを祈るばかり。
高速道路は3連休のせいか渋滞も数箇所あったり、反対車線では転がってるワゴンで大騒ぎしてた
りしてなかなか暇な時間はない。SAも人でごったがえし状態でどこのSAでもバイクが30台は
止まっている。そんな中、わけのわからん形のバイクがガラガラドンドンと変な音をたてて登場す
るわけでかなり視線が痛い(笑)。派手な?steve革ジャンがさらに目をひく。
あまりにも目立つのか、誰も声かけてきやしねー(笑)、こっちが声かけても煮え切らないカンジ
でつまんねー。都会のバイク乗りは内弁慶だなーって思ったよ(苦笑)。
※
革ジャンの話がでたのでついでにsteve革ジャン(限定50着)のインプレをしよう。
まずは長めの袖とハイネックの襟で防風効果は抜群。肘と背中にパッドも入っているので脊椎パッ
ドの圧迫感がないし、ツナギのような窮屈さもないので体の負担が全然ない。しかもcityバックの
おかげでディパックを担ぐ必要もないので上半身はとにかく楽。去年のFISCO→広島を逆走してるわ
けだが去年のあのツラサは何だったのだろう?と思うほど。まさしくFerrari号とsteveジャケット
は長距離巡航ミサイル仕様だ。鬼に金棒、Ferrari号にsteveジャケットってか?
少々気になったのは襟が長い(高い)のでヘルメットの後部と襟が干渉して首をかすかに左右に降
るだけで「きゅきゅきゅ」って干渉音が気になるだけ。ま、些細(ささい)なことだ。
※
んなわけで(どんなわけ?)無事、海老名SA着。時間にして15時40分。雨さえ降らなければ
もう30分は早く着いたかな?ってカンジ。で、そこでおかきさんと初対面。おー、なんかシブイ
人!それが私のおかきさんに対する第一印象でした(笑)
10分後にdataさんが登場。よく地理がわからんが高速をUターンする裏技で急行してきたら
しい。おー!なんか若者ぉー。。それがdataさんに対する第一印象でした(笑)
さて、あとは3人でおかきさん→私→dataさんの万全の警護体制で(笑)憧れの横浜ベイブリッジ
を渡り、首都高の渋滞をすり抜け、予定より早めの17時半にジャカッセなるイタ飯屋に到着。
しかし羽田空港の下をくぐったり、TVでしかみたことないフジTVのボール付きビルなどに素直
に感激。お台場も人がいっぱいいてまるで天神です(福岡人しかわかんねーって(笑))
ジャカッセに到着したのは私達が一番乗り。
さっさと飲み物を注文して誰が来るか待ち遠しい時間をすごすこと30分、18時になって最初に
現れたのは・・・・
(オフ会編に続く)
/=== 95'M900BlackFerrariDESMO DUE 2002.09.17 28700km & LEGACY B4(BE5C) 6900km ===/