07:30 ビジネスホテルのベットでお目覚め。
ビジネスホテルなど社会人になって数え切れないほど泊まってるし、平日でも終電に
乗れないような遅い日はさっさと会社の近くのビジネスホテルに泊まっていたからご
く普通に自然に寝れた。カプセルホテルでもかまわないがカプセルホテルは巣穴(寝
室)に持ち込める荷物が制限される。通常、カプセルホテルは巣穴とロッカールーム
が別々であり(階が違う事がほとんど)、バイクでカプセルホテルを利用するならま
ずロッカーにヘルメットを含む全ての荷物、さらに革ジャンに革パンツなどを押し込
み、浴衣に着替えて巣穴にほぼ手ぶらで移動する必要があり、まずこのロッカーにそ
れだけの荷物、メット、衣類を押し込むのは不可能に近い、すると荷物を受付に預か
ってもらうことになるがホテルじゃあるまいし飲んだくれが駆け込むようなカプセル
ホテルではまずいい顔をしてもらえない。
だからツーリング中のカプセルホテルはまず利用しない方がいい。また、カプセルホ
テルがあるような場所はそれなりの人口を抱えた繁華街であるのでいくらカプセルホ
テルの駐車場があったとしても環境の悪い場所に高級なバイクを1晩さらすのも気に
なる。だから私は長年ツーリングはしてるがツーリング中にカプセルホテルだけは利
用したことがない。あれは「旅行者」用の宿泊施設でなく、突発性野宿サラリーマン
の退避所にすぎない。
*
6階?だったかな、の部屋の窓から外を見るとなにやら雲行きが怪しい。
天気予報を見ると曇りのち雨だそうだ。東北全域で降水確率50%かそれ以上。
今日の移動はまず「200km」。
200kmで本州の終点、北海道に渡るフェリー乗り場だ。
あと200で・・・本州離脱・・・・・か。。。。
(ここまで)来たなぁ・・・そんな思いだ。
北海道に渡って200km+?になるがその「+?」部分は全然考えない。考えてな
い。フェリーの時間も調べない。もっと言えば北海道に「渡れるかどうか?」も知ら
んぷり。
その理由。
まず第一にフェリーの出航時間(=自分の到着予定)を知ってしまうとそれだけで気
持ちに「縛り」ができる。たとえ時間に余裕があろうとも「何時までに」を知るだけ
でそこにもう自由はない。道中、何度も時計を見る。
そして何度も「あと○時間もあるからまだ余裕だ」と思うだろう。
それがイヤなんだ。
知らなければ永遠不変に「余裕」しか有り得ないから何も気にすることが無い。
「たどり着かなければならない時間」を知ると知らぬでは気持ちに天と地の差がでる
のだ。
その自由と引き換えに、フェリー乗り場まで行って「今日の便はもう終了。残念」な
らそれはそれでいい。そう言えば21年前の縦断も青函連絡船の時刻表は調べないま
ま港に着いた。大勢のライダーがいたのでわけもわからず右に習えで乗船手続きをし
たもんだ。
何が自由か?せっかくの自由をどこまで楽しむか?
学生の時から自由に飢えてた私はその術(すべ)を知っていたんだろう。
そうそう、また偽りんどうの話になるがフェリーに乗れるか乗れないかの話で偽君が
言ってたことを思い出す。
偽:「青森から(フェリーに)乗るんですか?予約もなしで?
徹夜組みもいますよぉ〜、予約がいっぱいで乗れないと思うなぁ〜」
俺はもうこの話の時は偽君の発言に聞く耳を持ってなかったから、
「それいつの話?7月下旬の話なの?」
と、(惑わすなら「確か」な情報なんだろうね?)の意味を含んだちょっと強い口調
で問うた。
すると偽はちょっと詰まった。
偽:「あ、・・・いや・・・8月・・かなぁ・・」
私:「それ、お盆の話じゃないの?(あなたが)見たの?」
偽:「あ、いや・・・聞いた話で・・・」
私:(ほら、これだ。「ボクはなんでも知っている」系のうさんくさいカラミ系キャラだ)
「乗れないなら乗れないで別にかまわん、24時間待ってれば乗れるだろうし」
そう言ってその話は終わったが、今ホテルの窓から見る空が曇り空のせいなのか、
「ほんとに今日渡れるのかなぁ・・」と少々不安な気持ちになった。
しかし今はそんなことどうでもいい。今まで約1500km走ってきたんだ。あと
200。あと200ってことは200/1700=12%つまり本州縦断の9割を終了
し、のこり10%って距離だ。この10%でほんとうの一区切り。天国の前の最後の
踏ん張りどころじゃ。まずそこをしっかり、確実に走らなければ。
*
ホテルのバイキングの朝食。
これがまた書けないほど情けない(^^;
って言うか書きたくないほど情けない。
もっと言えば「書いてると寂しくなる」ので書きたくない(^^;
それほどガッカリな朝食。(「がっかり」以上の落胆の日本語は何だ?意気消沈か?
とにかく「がっかり」の最上級をイメージのこと)
と、ここまで書くと「どんなん?」と逆に興味も出てしまうでしょうが・・・
いや、まぁ、普通にパンにゴハンにソーセージ?に味噌汁?に漬物?に・・・がぱらぱら
と並べてあるのだがなんか乞食(こじき)が「ほどこし」を受けてるようなオーラがある
のよ。(注:私は「乞食」は「こじき」と言うべきだと思ってます。ホームレスなどと綺
麗な言い方反対派。乞食の人とホームレスの人が別扱いならわかるが乞食をホームレスを
言ってるのが大半だと思うのでなんかイヤなの、「ボケ」が「痴呆症」となり、今度は
「痴呆症」も差別だからと「なんとか」に名称が変わるそうだが本質(その症例を持つ人
への態度、接し方)が一番大切だろ?体裁ばかり整えることに金と時間かけすぎ、>日本
どうせ名称改変会議とかどっかの温泉に1泊の出張で何十人も集まってメシも宿代もな
んかの税金で払ってんだろ?(想像)、「環境を考える」会議でみな燃費の悪い高級車で
乗りつけるのと同じで「会議をする」ことを重視し、本質は二の次だ。っち。)
鷹巣荘の朝食ももう覚えてないほどどうでもいいような朝食だったがこのホテルの朝食は
「おーい、300円渡すからコンビニでパンと牛乳買って来いや」
と言いたくなるほど悲し〜いオーラに包まれた朝食だった。
だから餌(←エサかい!)を皿に摂ったもののほとんどクチにせずコーヒーメーカーのコ
ーヒーをちびちび飲みながら食堂の端っこで地図を見てた。
21年前と同じか・・・地図上でルートをシミュレートしながら思った。
真っ直ぐ海沿いを北上し、津軽半島(青森の左の半島)から東へ向かい青森市内へ。
そのルートの方が日本外周に沿っているのでロンツーっぽいのだが能代(秋田市内から北
へ60km)から内陸へ入り、青森市内までショートカットした方が距離的に少々楽であ
る。あと200kmと考えると気がはやる。少しでも距離が短い方がいいと思うようにな
る。だから今回も能代から内陸へ向かうルートにした。
これが21年前と同じなわけでなんだかなぁー、って思いもしたがやっぱ「近い」の誘惑
には勝てなかった。せっかく縦断2回目なんだから1回目と違うルート走ればいいのだが。。。
でもきっと3回目の縦断をするとしても「近い」ルートを選ぶと思います。だって今より
歳とってるんだもん、楽な方選ぶに決まってる(笑)。
しかし内陸に向かうってことは山の中を走るわけでこの天候が気になるところ。
海沿いの方が天気は崩れないような気もするし・・・まぁ、いつか雨は降る。
直射日光よりありがたいさ。。。。
08:55 ホテル出発。
能代まで約60kmを快調に進み、北(海沿い)か、東(内陸)か、の分岐点手前100m。
分岐点と言っても「7号線」どおりに進めば東(内陸)コースであり、そのままずっと
7号線1本で青森市内まで行けるから今日は道に悩む必要もなく楽である。しかも「あ
と150km未満」。余裕?2。ガス満タンのついでにコンビニがあったので涼むつい
でにジャンプの立ち読み。(10:10ごろ)
GPS通知もする。
もう何度操作したからわからない不定期通信だが今回はちょっとしたワクワクがある。
それは「そろそろ北緯40度を突破したんじゃないだろうか?」と思っていたからだ。
「北緯40度超え」
それに何の意味はない。ただ単に出発地点も北緯33度であり、そこからずーっと北緯
30度代だったわけでそれが「40度」になることが1つのイベントなんだ。しかも「
寒冷地」っぽくなり一気に空気が変わって涼しくなるんじゃない?なんて期待もあった。
しかし経度緯度・・・旅の途中で経度緯度など今まで考えたこともなかった。意識もし
たことない。しかし今、携帯電話にGPS、Internetに画像掲示板、なんでもアリだ。
21年前に「経度緯度」を意識しなかったのは「手軽な計測機械がないから」当然だっ
たが、今この時代でも「経度緯度」を気にして旅をしてるライダーなんて極少数だろう
な、と思った。だって一日何回もGPSで測定してそれを
?E140.37.48.1N40.25.6.4
などと書き写しBBSで公開してるんだから私にとっては地図見るよりこの数値データを
目にすることの方が多かったかも知れない。だいたいカーナビ付きの車でも経度緯度は
関係ないし意識しない。こんな「数字」で位置を通知してるのは賢い(進んでる)のか
馬鹿(原始的)なのか・・・・
ま、とりあえず縦断しよう!って思いは21年前と変わらないがアイテムは21年分、
着実に進化してるのは間違いない。そしてそれを面白がってフルに使ってる分、俺もま
だまだ若いってことだと思う。(自分で言う時点でジジイだな(苦笑))
で、このコンビニの緯度は?(ちなみに朝出たビジネスホテルは「北緯39度42分」だった)
ジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカジャカ・・・・・・ジャン!
(祝)北緯40度11分 ! おぉー、やったね、40度突破ぁ〜♪
って「それが何?」って話ですが1人旅はおしゃべりする相手いねぇーから自分でこう
やって一人で遊ぶ「遊び心」がないといけないのよ!(笑)
(ちなみに最北端宗谷岬は北緯45度である。33度から45度、たった12度の移動
なのになんといろいろドラマがあること・・これだからロンツーはやめられない)
(続く)
【5日目】7月26日 (2)
さて、ジャンプの立ち読み。実は40分ぐらい立ち読みしてました。
だってこんな時に限ってHUNTER HUNTERが載ってるんだもん。あれは2回は読み直さない
ともったいない。※この時、フェリーの出航時間を知っていたらこんなアホな立ち読みは
してなかったと思う(後述)
さて、たっぷりしっかりジャンプを読み終えて。
うぉ〜っし!! 日本海よ、さぁ〜ら〜ばぁ〜! 鏃(やじり)は東を向いた。
7号線をそのまま70km、大館市を抜け、矢立峠(温泉)道の駅に到着したのは
12:10だった。
コンビニを出て約90分の道のりは、途中かすかに「パラ」っと雨が落ちたような気配
もありいやなカンジ。でも今までの風景とは一変し、緩いワィンディングが森を抜ける
感触に心が落ち着く。直射日光はなく、高度も平地より高いので気温も優しい。熱い暑
い日本海沿岸の縦断、けど「北緯40度を超えれば涼しくなるだろう?」の思いは少し
叶ったようだ。
ちょっと休憩と思って入った道の駅「やだて」はこれまた立派に金のかかった温泉ビル
であり、なんとなく汚れライダーが入るのには気を使ってしまいそうでしかたなく施設
に入らず、外の自動販売機のジュースで我慢。駐車場にポツンと存在する小さな小さな
資料館?(小屋)の中をぐるっと30秒で回って(広さ6畳ぐらいしかないのだ!)休
憩の暇つぶし。
GPSは圏外でデータ収集できず、ぽかーんとした時間、森の木々の深さに東北を感じ
ていた。20分ほどぶらぶらしていたと思う。
12:30 出発、この矢立峠を越えればもう青森県だ。本州最後の都道府県に入る。
そしてフェリー乗り場まではあと約70km程度。平均時速40kmちょいとしたら1
時間半、14時には着く。しかし昼飯を食ってない。安くてうまいモノが食えるフェリ
ー乗り場なんて私は今までの経験上、聞いたことも見たこともない。フェリー乗り場に
は「何もない」が一番多く、次に「カップヌードルの自販機」、キオスク程度の売店、
次に「なんかえらく高値の大衆食堂」、そして「高級レストラン」の順だ。だからフェ
リー乗り場を発見したらその周辺でファミレス探してまったりメシ食って乗船しようか
なぁ・・・なんて思ってた。
1時間走る。青森県弘前(ひろさき)市でメシを食おうと思ったがなんかごちゃごちゃ
した町だったので素通り、あと30分でもう青森市内に着いてしまう。。と思ってたこ
ろ、雲行きがどんどん悪くなってきた。そして ・・・パラ・・・ポツ・・・とバイザ
ーに雨滴が付く。あらー・・・あらー・・・雨来たの?来たの?降るの?もっと来るの?
幸い雨粒は大きくなかったが青森市内に入り、「フェリー乗り場」の看板を見つけたころ
には結構路面も濡れていて小雨まじりの空気が革ジャンをしっぽり濡らしはじめていた。
あと少しでフェリー乗り場だろ?10分かな?そんなもんかな?・・大雨にならない事
を願う。
挿絵:もう少しでフェリー乗り場(13:39)
http://www.koa.jp/ducati/Ferrari/Nippon4700km/sasie-07261339-rain.JPG
しかし雨は強くなってきた。
わーん!・・・もうちょっとだから合羽着るのは面倒だぁー、そのまま強行、フェリー
乗り場を示す看板通りに走る。もうここが国道かどうかもわからない。身をまかせて看
板だけを信じて走っていると5分もしないうちに港に到着してしまった。ほっと一息。
しかし、広〜い港の駐車場、フェリーはででん!と目の前に鎮座してるが、だ〜れもい
ない。がら〜んとしてる。「閑散としすぎ、0点。」ってカンジ。
目の前にフェリーはあるがそれがどこ行きの船かもわからん。
ここでいいのかな?函館行きかな?って言うか「ココで正解?」・・・そんな疑問さえ
湧く。とにかく人間がいない。だからなおさら不安になる。
・・これなら寺泊港の方が随分港っぽかったけどなぁ・・・あっちは漁港だけど・・・
まぁいいや、なんか絵になるから携帯で写真撮っておこう。パシャ!
http://www.koa.jp/ducati/Ferrari/Nippon4700km/sasie-072613xx-ferry.jpg
さて。。。とにかくあの建物の中に入ろう。誰かいるだろう。時刻表もあるだろう。
場所が違っていればそれも教えてもらえるだろう。メシ食うところあるかな・・・この
天気でまた国道まで戻りたくないなぁ・・なんてうにゃうにゃ考えながら四角で灰色の
事務所っぽい味気ないビルに入った。ちょうど14時だった。
中に入るとロビーには客っぽいトラックの運転手風の人が2人だけいた。
ロビーは右と左で乗船窓口がそれぞれ6窓ぐらい並んでる、フェリーのターミナルビル
であるのは間違いないようだ。でも「開いてる」窓口は片方の列の1つだけだった。
まぁ、乗船手続きが始まる前は全窓口は閉まってることは多いからそれに関しては特に
疑問はなかった。ただ、右と左の意味がわからない。
どちらも函館に行く船のようだが・・・なんだか寂しくポツンと中央に立ちつくして右
と左を見比べる。
あ、船会社が違うのかぁ!・・だから左右にあるんだ・・・へぇー、同じ航路を違う会
社で運行してるんだ(東日本フェリーと青函フェリー)。へぇー・・・20年前の青函
連絡船も2つの会社でやってたんかな?あの時は国鉄(JR)がやってたんじゃなかっ
たっけ?なんて思い出しながら、えっと・・・出航時間は・・・と目を泳がせる。
青森14:20→函館18:00 (東日本フェリー)
ええ?3時間半もかかるの?しかももうすぐに出るじゃん!あと20分?こりゃぁー、
こんな駆け込みじゃもう乗れないな・・・次の便は・・・「青函フェリーの14:35」か、
うーんなんか微妙。。。近くでメシをゆっくり食べて次の次の便「東日本フェリーの
17:00発」にしようかな、なんかバタバタするのもイヤだし。。。
だいたい乗船手続きは出航時間の1時間前に済ませ、出航30分前にはもう車やバイク
は船に乗り込んでいるのが私のフェリーの旅の経験的常識だったので「あと20分」と
知ってほとんど諦めた。こんなことならコンビニで40分も・・(略)
けど聞くだけ聞く。
「次の船乗れますか?バイクですけど・・・」
「大型ですか?(はい)、片道ですか?(はい)・・4700円です(え?)」
乗れるんかい!@_@ そりゃラッキー、雨しょぼしょぼ降ってるしここで待つならさっ
さと北海道に渡った方が全然ええじゃん!さっさと船乗ってゴローンって!してぇー!
即座にチケットを買って外にでる、しかし・・・港にはさっき写真を撮った船と300m
ほど離れた場所に同じような船が停船している。はて?どっちの船だろう?時間がない
からちょっと焦る。チケットには「○番ゲート」とも書いてない。普通は乗船案内図も
あったりするのだがそんな紙切れもくれなかった。
遠くの右の船?それともこっちのさっきの船?・・・
受付窓口まで引き返して聞こうかなぁ・・・他のバイクも1台もいない・・俺1人かい?
ほんとに誰もいないんかな・・・ちょっとものを尋ねる相手もいない。
戻るのも面倒なのでもう1度しっかりチケットを見ると「ばにあ」なるひらがなが目に
入った。「ばにあ」?・・なんだそれ?・・・
挿絵:乗船チケットに謎の「ばにあ」
http://www.koa.jp/ducati/Ferrari/Nippon4700km/sasie-07261405-VANIA.jpg
なんじゃろ?・・・・ば?に?あ?・・・
ふと顔を上げて近くの船を見る・・・すると船体に「VANIR」と書かれてあった。
挿絵(さっきと同じ写真。船体の「VANIR」に注目)
http://www.koa.jp/ducati/Ferrari/Nippon4700km/sasie-072613xx-ferry.jpg
あぁー、これだろ?これが「VANIR(ばにあ)」って読むんだろ?(あとで解ったが
ギリシャ神話の海の神様(ポセイドン?)みたいなのが名前の由来だった)
すたこらさっさとバイクのところまで駆け寄り、VANIR号まで乗り付けるとおっさん
にチケットを見せ、普通に乗船。車の横に誘導され、オフ車バイクの後ろで停車、固定。
5分もかからぬあっと言う間の乗船イベント。
船にはこの時点で「北海道に渡るバイクはたった2台」だった。
下船の時に私の後ろにいつの間にか乗船したバイクが2台いたが結局「4台」である。
車もガラガラ、2等(ゴロ寝船室)もガラガラ、1人10畳ぐらいスペースを占有できた。
こんなに少ないのかぁ・・・・あれ?・・・・・ おい(-- ・・・・
拝啓、親愛なる偽りんどう様
あなた様の寺泊港キャンプ情報、そしてフェリー乗り場は徹夜組み、の貴重な情報。
どちらも旅の期待と不安を演出して頂き、誠にありがとうございました。感謝です。
今後ともあなた様のご活躍、特にマスツーリングならぬマウスツーリングに期待致します。
私も齢40歳を超え、「ライダーの種類も多用化してきた」ことを念頭に今後も走り続け
たいと思います。では。
追伸:できれば一期一会の貴重な思い出にしたく、二度とお会いすることがないよう、
風力発電の翼に祈ってます・・m( )m
敬具。
※
あまりにもあっさりと船に乗れたため、乗船前の待ち時間に思うはずだった「感慨深さ」
なんで微塵にも感じず、「乗船」って大イベントの感動はどこかに置いてきぼりになっ
てしまった。
野営セットが入っていない方のリアサイドバック1つとE−1が入ったタンクバックを
両手に持ち、メットを被ったまま(それが一番楽な移動方法なんだ)、船内の階段を登
っているときのカツン、カツン、って足音を聞いているとやっと、「乗船」の実感が湧
いてきた。船に乗ったじゃん(^^) と。
2等の一角を陣取ると腰も降ろさず、革ジャンだけを脱ぐとすぐその足でE-1を手に
小雨振るデッキへ出た。レンズもボディも防滴仕様のE-1に死角なし。
後方デッキに立つ。
見たかった。
本州って島の端っこの陸地、
そしてそこから遥か南へ続く1700kmの道のり。
もちろん肉眼で見えやしない。
感じて、そして鼻で笑いたいのだ。
「フン!」とちょっとアゴを突き出して本州を「見下して」みたいのだ。
「GOOーーーーD!」と言ってみたいんだ。
『旅人よ、後ろには、出来たばかりの道がある。』 (byBLUE HEART)
挿絵:ばにあ号後方デッキより1700kmを望む(14:06)
http://www.koa.jp/ducati/Ferrari/Nippon4700km/sasie-07261406-byebye.jpg
実になんでもない写真である。芸術的でも美しくもない、ただのスナップ写真。
しかしこの4 3の28mmの画角の中は私しか感じることのできない歓喜が写っている。
14:20 出航。
漁船よりはるかに低音で力強いエンジン音が響き船体がゆっくりと揺れる。
本州、離脱。本州、終了。
4泊5日、うち野宿2泊、下道1700kmの本州が無事終了した。
心の中でガッツポーズもしたくなる。
だがこの時、まだこの旅の残りが3000kmもあるなんて思いもしてなかった。(笑)
(続く)
(すみません、自分で読んでて「おもしれー」と思ってしまいます(笑))
タイトル : 【5日目】7月26日 (3)
出航、デッキで写真を撮るとすぐに船室に戻り、地図(全国版)とツーリングGOGO
の北海道ライダーハウス一覧、をもって食堂へ向かった。秋田のがっかり朝食以来何
も食ってない。14時を回り腹も減る。食堂は私が1番乗りだった。4人がけのテー
ブルが4つ、カウンターには6人程度の椅子。窓際に2人がけのテーブルが3つほど。
どれも「おしゃれ」と言うにはほど遠い、なんだか船員のまかない食堂みたいな感じ。
値段も安い。500円?の塩ラーメンの食券を買い、半セルフの食堂にはウエィトレ
スなどもいないのでおっさん(料理長?)に食券を手渡しして自分で水を汲んでラー
メンが出来るのを待つ。
3分ほどでおっさんに呼ばれてラーメンを受け取り食事の開始。
味はよかったですよ。(私の「おいしい」とかあてになりませんがね)
笑ってしまうが結局北海道に5泊6日も滞在したのだが、道内で食べたラーメンはこ
の1杯だけである。いや、この海上はまだ青森県だろう、と言うことは道内で1杯も
ラーメンを食べなかったと言うまことに珍しい北海道の旅だった。普通有り得ない(笑)。
まぁいいんだ。食に興味はない。好き嫌いも多い、特に貝全般、ウニ、アワビ、イカ、
タコ、などは全滅、食えないわけではないが食おうと思わない。刺身もあまり好きじゃ
ない。だから北海道の食材とかまずクチに合わない、なにかと言えば「ウニ丼」「いく
ら丼」と耳にするけど「ごめん、ファミレスはない?」と言うような性質です。
だから船内食堂のこのラーメンはとてもおしかったです。はい。
テーブルの上で地図を見るもののなにかあまり落ち着かない。あぁ、コーヒーがない
からだな・・・しかしこの食堂のコーヒーは流石に飲みたくない。(食券のメニュー
にコーヒーがあったかどうか覚えてないが)一旦船室に戻る。
すると2等船室はガキの運動場と化していた。超音波童(わらし)と泣き赤子(どち
らも妖怪扱い)は大っ嫌いだ。船室ががらがらなのでガキの走り回り方も当社比3倍
ぐらいに凄い。ここではタバコも吸えないし早々と立ち去り船内を徘徊、食堂の横の
喫煙コーナーのソファーをホームと決めた。
人通りは少ないし、灰皿はあるし、テーブルにはコーヒーと地図。うーん!極楽!
革ジャンを枕にそのホームで1時間以上寝ていた。
挿絵:ばにあ号船内、Lipper専用個室化した喫煙コーナー
http://www.koa.jp/ducati/Ferrari/Nippon4700km/sasie-07261702-sennai.jpg
17:30、ゆっくり休むことができ、デッキに出るといよいよ北海道が見えてきた。濃
い曇天の中、津軽海峡に沈む夕陽など全く見えないかったがそんなことより「雨が降
ってない」だけでありがたかった。船上で受ける風は湿っていて気持ちよいものでは
なかったが北っぽい気もした。
挿絵:北海道が見えてきた!(17:37)
http://www.koa.jp/ducati/Ferrari/Nippon4700km/sasie-07261737-jyouriku.jpg
この写真を最後に車両デッキへ移動、暗くてうるさくて蒸し暑い場所で待つこと15
分、目の前のゲートが重いモータ音と共にじわじわと下がっていく。ここはちょっと
テンションがあがるイベントだ。
下がる、下がる、下がった隙間から北海道の光が車両デッキに差し込み、北海道の風
が吹き込んで来た。
下がれ!もっと下がれ!さっさと下がれ!俺をここから解放しろ!外に出たいぃー!
でも雨降ってないよな?降ってる?降ってない?降ってる?・・・
その思いをもてあそぶかのようにゲートは鈍重に下がって行く。。。。
ガコン、ゲートが桟橋に接地する音がした。やっと全開。
おぉ!雨降ってねぇーじゃん!路面も濡れてないじゃん!GOOD!!
四輪がぞろぞろと出てゆくその脇で槍のセルボタンON!!
ドン!ドンドンドン!ガラガラガラガラガラガラ!槍号始動!車両デッキの鉄の壁に
Lツインが反響する、トンネルの中と同じだ。自分で聞いててもうるさい(笑)
船の桟橋を駆け下りると深〜く空気を吸った。
うん、この温度は今までと一味違う。天気は思ったほどの曇りでもなく嬉しい限り。
さて、港を出てからは東に行けばいいさ。その程度の方向感覚で適当に角を曲がり、
適当に国道に出る予定だ。後方2台、見知らぬバイクが私を信じて付いて来てたよう
だっが知ったこっちゃねぇ。俺はファミレス探してそこで今夜寝るところ考えるわ。
大きな道に出た。18時、月曜の18時、あー、だから車が多いのか・・・渋滞の路
肩をするすると走るのは北海道でも九州でも同じだ。函館は街としても大きいから車
も多い。上陸早々事故りたくもないので回りの景色(と言ってもただの街並)は無視、
車載カメラも雨が降ってきて慌てるのがイヤだから船を出る時から(気持ちが)迷わ
ないように割り切ってしまい込んでいたんだがこの渋滞の中、それは正解だった。運
転に集中できる。
方位磁石を頼りに東へ向かう。278号線を狩るつもりなんだ。
函館市は市を中心とした放射状に4つの国道が伸びている。
1つは東へ伸びる278、もう1つは北へ向かう札幌までの本線の5号線、そして北
西に向かう227、最後に西へ向かう228号線だ。
5号線はいいとして残り3つが「278、227、228」と数字的に実に覚え難い。
この数字を何度頭の中でリフレインして地図を見直したことか・・(翌日の話)
とにかく東の278を狩ってすぐにまた函館市内に戻り、その道中のファミレスで今
夜の寝床を考える予定だった。
東へ、東へ、海が見えればそれが278号線、どこを走ってるかわからぬまま、とに
かく道なりに東へ30分ほど進路を取っていると・・・GOOD!、海が見えた、そして
278号のおにぎり標識も立っていた。
もうすぐ暗くなる。E−1にフラッシュはない。夜のおにぎりはかなり撮影が困難だ、
でも今ならまだなんとかなる。厚い雲ではあるがまだ陽は落ちてない。
E−1を買った時のGON氏の言葉を思い出す。
・そもそもプロ用のカメラにフラッシュなど内臓されません
・自然光で撮れ
とのことだ。嬉しいような困ったような・・・
フラッシュだけでE-1専用なら安い奴で15,000円、高い方なら56,000円もする(定価)。
56,000円って!普通にデジカメ本体買える値段である。準備資金で散財したので今回
はフラッシュは買わなかった。(今後買うかどうかも未定)
だからまだなんとか太陽光があるうちに狩っておきたい。海が見えてからさらに5分
ほど走り、ほどほどに良さそうなポイントを発見して停車した。15分ほど四苦八苦
してなんとか記念すべき北海道1発目のおにぎりゲットした。
挿絵:夕闇迫る曇天の278号線(18:39) ※1024 768(460KB)重め。
http://www.koa.jp/ducati/Ferrari/Nippon4700km/sasie-07261839-278.jpg
これで【1/55】である。残り54本も残っている。
道は綺麗で夕暮れに浮かぶ漁村、そして遥かかなたにかすんで見える山、なんと言っ
ても目の前の丘、横に長い丘がもうなんか北海道らしいではないか。うーん!あの丘
の向こうに行きたい・・(あの渋滞の)函館市内に戻るのもうんざり・・このまま先
に進もうかしら?278号線沿いの海岸べたでキャンプできるところあるんじゃない
かな?進むか?戻るか?E−1をしまいながらそんな誘惑と戦っていた。「そそられ
る道」「そそられる風景」とはこのようなことを言うのだ・・・道が俺を誘ってる・・・
ピカ!!
え?いきなりの演出。空が光ったような気がした。真顔で空をぐるりと見回した。
げ!今まで東へ東へ走っていたから気づかなかった。撮影中も東を向いていたから気
が付かなかった。西に真っ黒な雲があった。あまりにも黒い、黒すぎる。普通の雨雲
じゃないだろ?3秒ほど凝視してたらその雲の中でまた閃光が走った。ピカピカ!!
雷鳴はまだ聞こえない・・ってことは20km以上は離れている・・しかし雨雲が西
から東へ移動してくるのは間違いない。きっと嵐が来る・・・・市内まで15km、急
いで戻ろう、E−1をばたばたと片付け、その場でUターンしようと思ったがなんと
なくあと1m道幅が欲しいからここではUターンせず、余裕があるところまで更に1
kmほど東に走って広い場所を見つけてUターンをした。嵐が来るからと言って焦っ
てはいけない。こんな時こそ慎重に運転すべきだ。
しかしUターンしてからは相当焦った。
なんせ目の前(西の空)に雷の閃光が走っている、そっちに向かって走るわけでかな
りのプレッシャーだ。
ヘッドライトオン。早めの点灯。
今まで走って来た道を覚えていた目印に辿って逆走する。
(注:「逆走を想定した記憶」 について。==================
「この道を戻ってくる」と思った場合、「行き」に交差点の要所要所の目印を記憶
しておくのは普通だが、この時、現在の進行方向にある目印を記憶していてはあま
り役に立たない。道なりに真っ直ぐ走ってるならいいが、「交差点を曲がった時」
にはバックミラーや、できれば上体をひねり、「振り向いて」目視で後ろの風景を
記憶しておくのだ。そうすると逆戻りするときにその記憶しておいた目印を早く自
然に発見することができる。
例えばこんな交差点で図の下から走ってきて左折したとする。■が公道。
□□□□□■□□□□□ 駅ビル
□□□□□■□□□□□ 駅ビル
←■■☆■■■■■■■ 駅ビル
□□□□□■□□□□□ 駅ビル
□□□□□■□□□□□ 駅ビル
□□□□□↑□□□□□
その時に☆のポイントで後方を振り返ると道の先は駅ビルが見える。この駅ビルは
そのまま交差点を左折しただけだと決して見ることがない景色だ。けれど振り返っ
て記憶することによりその記憶は逆走した時に非常に違和感がない景色となる。
「あ、この交差点を右折だな」と逆トレースすることが容易になるのだ。まぁ例え
だからこんなに解りやすい図を使いましたが要は曲がった交差点は逆方向を想定し
た風景を覚えるテクもある、って話です。もちろん前方不注意の危険が伴いますよ。
もう1つ言えば道のアップダウン、コーナーのRなども記憶対象としては有効です。
意外とNGなのがバス亭や信号の交差点名称などである。土地感がなく聴きなれな
い固有名詞であるから覚え難い(イコール忘れやすい)、だから文字で覚えるなら
なるべく見慣れた言葉(看板)がいい。「アコム」とか「○○銀行」とか。
「逆走を想定した記憶」 について====================おわり)
(続く)
タイトル : 【5日目】7月26日 (4)end
その間もどんどん雷が光っている。やばいー、やばいー、雨来るぞー来るぞー。
20分ほど走りなんとか市内に戻ってきた。ホテル群を発見して記憶してたコースを
外れてそちらに向かう・・・うーん・・・でもこりゃだめだ。なんかもう見るからに
高級ホテルばかり。近くに温泉もあるようで観光地腐れ(旅行客物価指数150%)
してるようだ。
ピカピカピカピカ!! また来た! 空はもう真っ黒!
「空き部屋あります」の看板を発見、汚なそうなホテル=安そう♪だ。路肩にバイク
を停めて2Fのフロントに駆け込んだ。
L「空き部屋あります。の看板みましたがいくらですか?」
若い女「え?」
(え?じゃないだろ・・さっさと調べんかい!)
L「今日、シングル空いてますか?素泊まりでいくらですか?」
文きり口調で言う。嵐はそこまで来てるのだ。悠長にしてられない。
若い女「あ、はいはい」(もたもたもた)「8700円です」
「8700!」
(あほかい!)
値切り交渉するのもこの女に権限はないな、値切りは時間がかかると考えて
すたこらさっさとバイクまで戻る。
ピカピカ!
うわ、もうダメじゃん!・・・でも幸い雷鳴はまだ聞こえない。
でも降る降る。絶対降る、すぐ降る。もうすぐそこだ。
ええーい!再出発しながら決意した、「しかたない(今夜の宿代は)7000円まで
なら許す」と。とにかく退避しなければ。しかしホテル街を抜けるといきなり道が寂
しくなった。高いビルはあっと言う間になくなり、道路わきに灯りの付いた「店」な
どもない。交通量も一気にまばらになってしまった。
やば・・・土地感ないからどこら辺がどうなのか全然わかんねーや。と思った時、
『←民宿』
の看板を発見した。
あまりにも小さい立てかけ看板は思わず見逃すところだった。
かなりの急制動で停止、看板の横の路地(路面が舗装されてない!)を20mほど疑心
暗鬼で進むと表通りと平行にセンターラインもない道路があり住宅地の中に民宿らしき
建物があった。ガラガラと引き戸を開けて「すみませーーん!」と声をかけた。
素泊まり3990円、GOOD!
雨が降りそうだと話していたら親切にもバイクは豪華なサンダーバード基地並みの車庫
へ搬入してもらえた。278を狩ってから実に30分後、退避場所兼、今夜の寝床が早
急に決定した。(19:10)
荷物を抱え、ギシギシを鳴る階段を上がり、鍵の無い6畳ほどの和室に入り、14イン
チのTVを付け、革ジャンを脱いだその時、ズダダダダダダダーーーー!と、民宿を叩
きつける雨、TVの声も聞こえないほどの豪雨が来た。
次に閃光! 一呼吸して「バリバリバリズドーン!!!」・・・・ビリビリビリビリ!
民宿が「振動」する。(マジで)
凄い迫力の集中豪雨。間一髪!セーフ!セーフ!飛び込み成功!緊急退避大正解♪
窓を開けると真っ暗な闇に凄い大粒の雨が滝のように落ちてきてる。雷の閃光が照明弾
のように厚い雲を照らし一瞬だけ目の前に海が見えた。
(海!目の前は海なんだ、海辺の民宿なんだ・・・)
「バリバリバリズドーン!!!」・・・・ビリビリビリビリ! 慌てて窓を閉める。
うーん、この雨じゃコンビニに夕飯も買いに行けやしない。。一階は宴会場のような畳
の大部屋があり食事や休憩ができる自由な部屋になっていて宿泊客数名が晩御飯を食べ
ていた。民宿の晩御飯とかどんな料理を出されるかたまったもんじゃない、イカの丸焼
きなんて出てきたら餓死するし(残すから)迷惑かけるし素泊まりで良かったと安心。
うーん・・・廊下の自販機で缶コーヒーを買って部屋に戻り携帯の充電やらGPS通知
やらシグマリオンの充電やらで時間を潰していると パチーン! 部屋が真っ暗になっ
た。停電だ。10分ほどそのまんま、でも回復しない、しょうがないからまた1回に降
りると蝋燭のあかりでまだ飯を食ってる客がいた。なんか笑える。
その後電気は回復したり、また停電したり、そんなことが3,4回続いただろうか?
しかしイベントの終わりは突然だった。宿についてから1時間、20時半にはもう雨が
上がっっていた。閃光も雷鳴もどこかへ行った。
民宿のスリッパを履いてコンビニ行くことにした。
宿のおばちゃんから「あらー、あなた(雨に遭わなくて)よかったわねー」と声を掛け
られる。「はい♪」と元気よく返事をした。(ふふん♪ツー歴なめんじゃねーよ(^^))
そんな気持ちもあった。
民宿の外に出るとまだイベントは続いていた。ほんの20m先に消防車が3台ほど停ま
っていて防火服の人や・・・あ、警察も来てる。パトカーも見えた。赤色灯がクルクル
と回り、野次馬もいるようだ。なんだろう?小火(ぼや)でもあったのかな・・・
野次馬になるのも乗る気でなかったのでさっさとコンビニに向かうが教えてもらった場
所まで遠いことがわかる。止んでいた雨がまたショボショボと降ってきた。傘はもって
出てないのコンビニまで歩くのを断念して目の前の閉店時間間際のスーパーに駆け込み
ビールやらパンやらツマミやら買い込んで民宿に戻る。その途中、ガス会社だろうか?
黄色い回転灯を付けた車が猛スピードで走っていた。街中大騒ぎ、ってカンジである。
民宿まで戻ると消防車の回りはもっと騒がしくなっていた。しかもさっきより民宿に近
づいている。もうほとんど民宿の「隣」で何かあったような近さだった。その場所には
バイクを入れてもらった車庫があり、まさかその車庫で何かあったんじゃないだろうな?
と不安になって防火服の人達に混じって現場と思われるところに近づいた。
すると(よくはわからなかったが)海辺に張り出していたどこかの倉庫(車庫?)がさ
っきの集中豪雨で海側に倒れ半壊したようなことだった。幸いバイクの車庫は無事だっ
たのでさっさと部屋に戻った。メシとビールを飲んで・・・TV見て、狭い風呂に入り
23時過ぎ・・・冷房は設置されておらず、扇風機が1台あったがそれを使うこともな
く薄い布団に幸せを感じながら寝た。
・・・しかしなんともすさまじいイベントだったな今日は。。。。
この豪雨のことは臨時ニュースまでやってた。函館管区気象台設立以来?の記録的集中
豪雨とかなんとかだったらしい。
北海道上陸初日、初日からえらい演出を用意してくれたもんだ。
ステージ2、1面クリア。
縦断5日目、終了。
(6日目 7月27日 石狩海岸無料ライダーハウス へ続く)