号外編二輪 ホンモノ
□コメント
□本文
人がホンモノを知る機会なんて実はあんまりない。
ほんとうの「おいしいお米」とか
ほんとうの「星空」とか
ほんとうの「奇跡」とか
・・・・・
ほんとうの「恐怖」とかはあまり味わいたくねぇーなー(^^;
そもそもホンモノを知るには「それがホンモノ」と「知ってないと」
判断つかないのだよねー・・・・比較対象できる知識と経験。
「ほんとうにおいしいお米」とかさ、いっぱいいろんな米食べて、かつ、
それなりの「味覚」の持ち主で、さらに食べる時に「意識」してないと
「これが一番おいしいお米だ」なんて判断できない。しかしそれでもその
人がほんとに全世界の米を食ったかどうかも怪しいもんだ。。
素人は「偉い人」から「これがほんとのお米です」と言われれば信じる
しかない。自分の味覚より権威を信じて。
ホンモノのブランド品?ってのもあるね。
ちゃんとしたお店でそれなりの金額を払えば誰でもゲットできる「ほんもの」。
けどそれを自分で見分けることができ、「ほんものだから」ここがいい、あそこ
が違う。と言える人は少ないような気がする。
ま、どちらにしろホンモノを持つ喜びはアリだろうが「見極める」ことができる
人の方が喜びも多いだろう。
そこでバイクなんだが。
もしこの世に「ホンモノのバイク」があったとして。(ホンモノの定義なんてどうでもいい)
俺はホンモノのバイクがわかるような人間じゃないと思っている。
「違いのわかる男」?でしたっけ?コーヒーのCM。全然予選落ちです。←私。
いろんなバイクに乗ったことがないしさー。
ドカ買うときも「ほんものと誉(ほま)れ高い高級バイク」と聞き知っていただけで
試乗もせず見極めることもせず(できず)、Monsterを買った。
ある意味「人の権威、情報、噂」を信じて買うに至った。憧れももちろんあるけど。
だからMonsterのどこがよくてどこが悪いかなんかインプレできない。
乗っていてもせいぜい「調子がいい」とか「気持ちイイ」とか「なんか変」程度である。
ところが12月6日、スタッド折れから退院したF号に乗り高速道路約40km程度の
道のりを帰るときにまるで信じられないような「いい!」を感じた。
組んだばかりのエンジンだから全開あてるのはちょっと遠慮したけどさ。
もーーーーーー、凄いのよ!快感なのよ!
なにがって・・・・なんだろ?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・「調子」が?(笑)
ま、つたない知識で具体的に言えば。。。
アクセルの1mmの開閉にコンマ0.01秒のロスもなく加速と減速が反応する。
専門用語で言えば「アクセルのつきがイイ」って奴。
って言うか「良すぎ!」。
俺のはハイスロじゃないのにさ、ほんとピクッとした右手首の反射にバイクが反応
するんですよー。(*^^*)
しかもそれが荒々しいわけでなく反応がいいのに「まろやか」「なめらか」なん
です。「こりゃーすげぇや、なんで?なんで?」ともう顔がにやけるほど。
下から上までいつでも加速OK。って奴。
今までもシム調整したあとはそんなカンジを持ったけど今回はそれがまた格別なんだ。
狙ったラインを思う通りに狙える気持ちよさ。アクセルON/OFFでバイクを5cm刻みに
左右にコントロールできるって言うのかな?
分かり易く言えば「μガンダムに乗ったアムロになった気分」だ。(←なおさらわかんねーって(^^;)
でもまじで「自分はニュータイプに覚醒したんだろうか?」ってなカンジでマシンを
コントロールできるんですよ。(←バカ)
全開してぇー!
サーキットいきてぇー! って真剣思ったね。久しぶりに。あまりの調子のよさに。
ま、タイヤもそろそろくたびれてるし95サスだからまだまだ「上」はあるんだけどさ。
とにかくエンジンが、Lツインが、今まで感じたことのないフィーリングなのよ。
「速く」なった気分ではなく自分の意志に反応するハードウェアってことに喜びを感じたわけよ。
下道含めて約1時間、初スタックタコの青光イルミネーションも合い重なり、
「なんでこんなに快調なのぉー!@_@」とハイテンションで帰宅。
※
さて次の日。steve忘年会&サーキット走行会。(1泊2日の温泉)
午前中の走行会はあいにくの雨で延期となり私はB4で夕方に温泉宿へ到着。(今年は雨ばっか(><))
さっそく宴会場でsteveメカニックのI君に尋ねた、
「あれから高速乗って帰っただけだけど、なんかめちゃくちゃ調子いいんだけど?_?」
I:「あー、はい(^^)、バルブの擦り合わせまでやってますしバルブもピカピカですよ〜(^^)」
(さらにシム調整も)
「あー!そう!いやー、なんか全然別物でさ!組んだばかりなんで全開あてるのは遠慮したんだけど・・」
I:「・・・いや・・・全開いいですよ(ニヤリ)」
(この「ニヤリ」がメカニックの嬉しい一瞬なのだろうか?(^^))
うーーーん!そうか、すげぇな、F号、空冷キャブ真骨頂&絶好調?
んで社長にも聞いた。
「あの調子のよさって、新品の時はあんなんだったんですかねぇ?」
山:「いや、新品より調子いいです。一回ばらして組んだ方がよくなるし。
今回は3万キロで逆に(スタッド折れて)いい機会だったよ(OHの)」
だってよ!
聞いた?「新品より調子いい」ってさ(笑)
ってことは95年式F号は2002年の暮れに「本来のLツイン、ほんもののDESMO-Due」
になったってわけだ。(笑)
※
しかしねー、02年の4月車検でそん時シム調整までやったんだけどね。
(ま、そのせいで今回シムずれはほとんどなく微調整の範囲で済んだと言ってた)
シム調整も必須ながらやっぱバラして組んでのOHで(エンジン回りの交換部品は発生しな
かったけど)これほどまで「生き返る」って言うか「ほんものの」空冷キャブ車に昇華してし
まうなんて思ってもみなかった。
スタッド折れに感謝かい!(笑)
でもあんまり調子こいてるとコケそうだから気持ちを押さえて押さえて乗らなければ・・・・
さて、テリー翁も今週steveでOH。
彼の空冷キャブ944ハイコンプはどの程度「ほんもの」になるのだろうか?
感想聞いてみたいねー・・・・
ま、とにかく皆さん!
1万走ったら・・・いや、5千走ったらシム調整やってくださいねー。
だって「DUCATI」買ったんでしょ?(ニヤリ)
絶対、「あ!変わった!」って驚きがあるはずです。(保証はできんけど(^^;)
※
で、冒頭の話に戻るが。
俺はバイクのいい悪いなんてよくわかんねー奴と思ってたけどさ。
たぶんドカ買わずに今でも400(CX)に乗ってたらわかんないまんまだったと思う。
でも「DUCATI」に6年3万km乗ったからこそ少しは「違いが分かる男」になったんじゃ
ないだろうか?
そう、「ドカに育てられた。」って奴?
特に空冷キャブはライダーに甘くないバイクだ。
いろんなバイクの乗り味なんてわかんねーけどさ、ずっと3万kmF号に乗ったからこそ
F号の「いい悪い」ぐらいはそりゃー分かってあげないとね!
しかし(^^;(オチ)
OHにてFサスのシール、オイル交換もすることになったのだが・・・
社長曰く。
「いやー、久しぶりに見た。あんなヘドロ状になったFフォークオイル(^^;」
ずがびーん!(><)
WPのバネ入れて丸5年(^^;今までずっとそのまんま。
サスのオイルがそんな腐っているなんてさっぱりわかんなかったFerrariでしたm( )m
しょせんその程度の奴です、私。(笑) ちゃんちゃん!
では(^^)/
え?OHでいくらかかったかって?
知りません。
だってまだ払ってないもーん(^^;(それ以前にまだ請求もされてないし(ドキドキ))
もし九州に来る機会があればF号試乗OKですんで一度「ほんもの」を体験して
ください。セパハンだけど。(ってこの状態が1年続くかどうかは??ですけど)
以下宣伝?
Monsterのカリスマと言われるY社長。
steveにはシャーシダイナモこそ無いが「目」と「耳」と「腕」と「経験」だけでLツイン
を「ほんとうのLツイン」にできる信頼あるDUCATI正規店。
「あいつとララバイ」って漫画で伝説のメカニックと呼ばれるタコおやじに預けていた
ZIIに初乗りした研二がそのZIIの凄さに感激する。そう、丁度先日の高速道路上の俺みたいに。
喜ぶ研二を見てタコおやじの友人が「どんなカスタムをしたのか?」とタコおやじに尋
ねると、ムスッとしたままの顔でタコおやじが答える。
「なんもしてねー、ただ、バラして組んだだけだ」 と。
漫画の世界だから少々誇張した1シーンと思っていた。伝説と言われるメカニックがきっ
ちり組みなおせばバイクの調子はたしかによくなるだろうなぁ。その程度のつもりで読ん
でいた。最近では湾岸MNのように病的にチューンにこだわる匠の職人なら「ばらして組
むだけ」で別物のエンジンになるのもなんとなくわかる。
でもそれをそのまま漫画の世界みたいなことを実体験、体感できるなんて。。
「日本人が組んだDUCATI」って凄いと思った。
(「steveが組んだMonster」と書きたいところだがちょっと控えめにしておこう(^^;)
(社長もI君も読んでるだろうから書いてるこっちも恥ずかしい(^^;)
(でもsteveで買ってよかったと思うよ、ほんと。これであとMailさえ返ってくれば・・(←steveのオチ?(笑)))
(補足:今回の例は95式キャブ車だからこそこの違いが体感できたのかも知れません、
水冷でも激変するのかな・・・?_?)
ではでは(^^)/
/=== 95'M900BlackFerrariDESMO DUE 2002.12.11 30100km & LEGACY B4(BE5C) 8600km ===/