| タイトル | : 【二輪魂】号外8号:長い言い訳 |
| 記事No | : 2094 |
| 投稿日 | : 2003/09/07(Sun) 20:48 |
| 投稿者 | : Lipper <pxa10555@nify.com> |
9月7日、非常に楽しみで特別な日曜日。。。。 ショップの常連だけにダイレクトメールが送られたサーキットでの走行会。
連日家に帰らず、いや、帰れずの仕事の中、その日曜日のイベントには 絶対参加する予定だった。走行会の会費1万2千円もすでに払っている。 仕事の出張も入れないように入れないように調整した。 前日の土曜日も「日曜日」の準備のため、会社には行かない予定だった。
しかしそんなに都合よくはいかない。
毎日18時間働いても終わらない、減らない仕事、当然土曜日にも重要な 会議が普通に予定され、結局家に帰ったのは21時。 空気圧はどうだっけ?サーキットならミラーも外す、何mmだったっけ? まぁいい、モンキーと目張り用のガムテープさえあればいいか・・あ、 6角も・・などと準備をしていた。
22時半、ふと「あれ?で、明日は何時集合だっけ?」と思いりんどう氏 に電話した、すると「8時半にはゲート前」だそうな。トランポに積んで 行く予定のりんどう氏は朝5時起きだそうだ。
まずめげた。正直くじけそうになった。
8時半集合なら最低でも2時間かかるので6時半にはエンジンがかかって ないとだめだ。となると6時起きでも危うい。せめて空気圧はチェックし たい。先週の土砂降りの雨の中のドカマガの取材からチェーンとFフォーク だけは掃除してオイルスプレーはしてるものの後はまるで面倒を見切れてない。
あ・・・ガソリンは?・・・その不安もある。
正直「10時前までに現地に着いていればいいだろう」とたかをくくっていた。 ならば23時に寝て7時起きればいい。と。
しばし呆然とするなか、女房に言った。 「あした・・・5時半起きみたい・・・」
「はぁ?・・・ばっかじゃない?・・・やめたら?死ぬよ」と半ば怒った 口調である。 そりゃそうだ。1週間で顔を合わせるのは2日しかない日常。激務続きで 女房も諦めてるし、そして応援もしてくれてる。そんな「寝てない」日々 の中、日曜に5時半に起きてまで。と・・・
「でも、金払ってるし・・・」 「いくら?」 「1万円・・」(ここで1万2千円と言わないのはなぜだろうか?) 「はぁ・・・1万やるからやめとき・・・きつくないの?」
「うん・・・きつい・・・・」 「ならやめなさいって!」
でも・・・でもそれは俺にはツライことだった。 イベントに参加できない・・『また』参加できない・・・そのこともあるが 今回だけはとある意志があったんだ。
疲れた、きつい、だるい、暑い、とそんな単純でだらしない事に「負けたく ない」「屈したくない」と・・・ そんなもんで「乗らない」なら俺はどんどんダメになる。 去年のJDDで誰かに言った。 「もう歳だから、とかよく言うけど来年になったらもっと歳とるじゃん、 だから乗れる時に乗ってなくちゃ、 でも俺はもうピーク過ぎてるかもね(笑)」
そんな自分・・・「まだまだ現役」を示したかった。
そしてもう1つ大きな理由。
仕事がキツイ、大変、毎晩家に帰れずカプセルホテルで仮眠の毎日。 ここでもし「日曜日に参加しなかったら」・・・・ 来週からの1週間、どれほどテンションが下がることだろうか?
「また行けなかった、行かなかった、参加できなかった」と日々のストレス が増大する一方である。
キツクても遊べ!走れ!頑張れ!見せろ!示せ!維持しろ!俺らしい馬鹿になれ!
こんどの日曜は俺自身への投げかけ、挑戦でもあった。しかし5時半起き・・・・
女房に言った。 「きついけど・・・きついけど、もし行かなかったら精神的にダメージが 大きいのよ・・・なんも面白くない日々でまたさらに面白くないことが 増える、後悔が残りそうで・・・」 怒っていた女房の顔がマジメな顔になった。 「あぁ、・・・まぁそうかも知れないけど・・・でも体は大丈夫?」
冷静になる俺がいた。
「いや・・・大丈夫じゃない・・・・・・」
ふと時計をみるともう23時半である・・・6時間しか寝れない・・・ たまたま6時間しか寝れない日があってもいい。 しかしここ2ヶ月は「6時間寝れればいい方」の生活が続いていた。 30歳前後ならいざしらず正直堪えている。元々体力を気力でカバーする タイプだがいまやその気力さえ瀕死だ。
10秒ほどの沈黙のあと。
「(明日は)やめた・・・・」
俺は女房と目を合わせず一言そう言った。
敗北感が湧き上がった。
それから寝室のテレビを0時半まで見て、犬といっしょに川の字で寝た。 犬の寝息を聴きながらいつの間にか眠りにつくと翌朝9時まで寝た。 それから犬と散歩し、女房と朝マックを食べ、女房とゲームショップ へ行った。(サーキットに行かなかった)俺に気を使ってるのか、女房は 1890円の中古のロールプレイングソフトに千円カンパしてくれた。 家に帰り冷房の効いたリビングで犬にぶどうとかアイスクリームの 棒を舐めさせたりゲームをしてゆっくりとした時間を過ごした。
楽しい休日だった。そう「休み」の休日。
こうして少しづつバイクから離れていくのかな・・・ ※
22歳。新入社員の時だ。先輩方との懇談会。 先輩が言う「忙しいけど冬はみんなでスキーに行ったり充実してます」と。 俺は突っ込んだ。「夜電車に乗って朝着いて滑ってその日のうちにまた電車で 帰って月曜日はへとへと・・・・なんでそんなに「必至になって」遊ぶのです か?」と。(そのころの俺は社内でもかなり尖った存在で平気でこんな皮肉な 質問をするタイプだった)
すると先輩は言った「いずれわかる」と。
しかし42歳になった今でもわからないままである。
そう、元から「遊ぶことにも努力が足りない人」なんだろう。。。俺は。 余裕がないと集中できないから「必至に遊ぶ」ことが嫌いなんだ。 だから日帰りツーはもとより1泊2泊のツーリングじゃ全然遊んだ気にならない。
俺がロンツー主義の理由は実は(ゆっくりした時間に)甘えてるだけで毎週朝練 してるバイク乗りの方がよっぽどバイク乗りの資質を持っているのだろうと25 年乗って初めてわかったような気がする。
ドカマガの取材を受けなおしたい気分だ。(どうもツーリング派代表にような位置 付けでの俺への取材だったらしいし・・代表とかとんでもない!!と俺は言ったけどね)
まぁいい、別に国道制覇の夢を断ったわけではない。
自分の時間と自分のバイクでまだまだ挑戦は続ける。そこは忘れないで欲しい。>ALL
俺の言ってること。40過ぎたらわかるかもね。(笑)
って、「俺も40過ぎてるけどLの言うことはさっぱりわからん」なんてレスが つくんでしょうか?(^^;
ではm( )m
/== F904-DesmoDue LongRangeTripper侍ver5.0(仮 2003.09.07 31,200km & LEGACY B4(BE5C)15,500km ==/
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